原点回帰
オーディオルームを作ってから新たに導入したDENON DCD-SA11にしても、LUMIN X1にしてもバランス出力端子を搭載した機器です。可能であれば極力性能を引き出せるよう、バランス出力端子を使いたいと常々思っていましたが、バランス入力端子を搭載していないプリメインアンプMarantz PM-14S1がボトルネックとなってしまっています。
そこで候補としてあがってきたのが、PM-14S1の一世代新しいフラグシップモデルMarantz PM-10でした。
あれ?以前にも読んだ気がすると思った方もいらっしゃるでしょう。そうこれエイプリルフールの記事と同じ冒頭の文章なんですよね。あれの内容は全部嘘というわけではないのです。
入手のしやすさ
PM-10はバランス入力を2つ搭載しており、DCD-SA11とX1の接続には都合が良いですし、スピーカーとの接続を考えてもシングル接続はもちろんバイワイヤリング接続も可能で、今後の拡張性を考えても魅力的な製品でした。
しかしまだ発売から時間も経っておらず、新品はもちろん中古市場での価格も高く、しばらく購入は難しいと思っていましたので、半年くらい時間をかけて考えるつもりでいました。
私が初めて本格的なオーディオ機器を導入したときから愛用してきたDENONの現行機種、フラグシップPMA-SX1や準フラグシップPMA-SX11もバランス入力端子を1組ずつ備えています。2台のプレーヤーをバランスケーブルで接続するとなれば切り替える際にはケーブルの差し替えが必要になりますが、候補としてあがっていました。
オーディオルームを作ると決めてから、ここまで散財もかなりの金額になっています。X1は定価200円超ですし、防音ドア1つつけるだけでも20万円弱、プレーヤーもラックも買い替えました。こうした散財によってPM-10やPMA-SX1といったフラグシップ機を購入するには、予算的には厳しいのでPMA-SX11の中古品あたりが現実的かなと思いながら物色をしていました。
PMA-SX1やPMA-SX11はすでに発売開始から4~5年と時間も経過しています。新品も中古も価格がこなれてきていたので、PM-10に比べると手が出しやすい価格に落ち着いていたこともあり、たまたまPMA-SX1の中古品を入手することができました。
コメント
デノンの新型のCDとアンプSX1のコンビを聴いてきましたよ。
結果はかなり良かったですよ。
音場と定位は変わりませんが音色と音数が増えて艶やかさが出てましたよ。
但し、スピーカーがB&W802のせいか低音の制動が甘さが気になりましたね。
青フォレさん、コメントありがとうございます。
Limitedお聞きになったんですね。私も試聴会に行きたいとおもいつつもなかなか行けていません。
どこかのショップに立ち寄ったときにでも聞いてみます。
欲しいけどスピーカー買い換えたあとかなぁ…。