逢瀬 WATERFALL Integrated 250
そこで白羽の矢が立ったのが、逢瀬 WATERFALL Integrated 250です。
WATERFALL Integrated 250はプリメインアンプでははなく、アナログプリアンプ、アナログボリュームのない、「DAC(AK4497)+パワー(nCore)」という珍しい構成の製品です。余計なロスがなさそうな構成ですよね。以下の4つのモードで動作します。
- DAC単体モード(デジタルボリューム制御)
- パワーアンプ単体モード(ボリューム無し)
- 両者を組み合わせたIntegratedモード
- 外部プリアンプを追加できる外部プリアンプモード
パワーアンプ部には250Wステレオの最新nCoreアンプユニットを採用し、以下のような特長を備えています。
- 非常に高いダンピングファクター(5000以上)
- スピーカインピーダンスに左右されない周波数特性
- 最高峰のアナログアンプに匹敵する低い歪率(10-20kHzで0.0015%)
- 低い残留ノイズ(10-20kHz 30uV)
- フルバランス入力
単体のハイエンドモノラルパワーアンプと比べれば出力は低いですが、小型なサイズでありながら高出力、各特性も非常に良さそうです。
D級アンプの印象
過去にDDFAというD級アンプを採用したデジタルアンプDENON DRA-100を試聴したことがあります。
デジタル入力であれば最終段までデジタル処理できるフルデジタルアンプとして結構期待して試聴したんですが、この時の経験では、音には刺激的な成分が含まれていて、私にはややきつい音に感じ、普段使いに使うのは難しいと導入を断念した記憶があります。
nCoreを使ったD級パワーアンプの音は、Marantz PM-10やPM-12、PM-12 OSEなどを聴いた経験もがありますが、価格も違うしプリアンプ部の処理のうまさもあって、DRA-100のような刺激的な音とは思いませんでした。
計測値上優れた特性を持つnCoreを使ったパワーアンプを単体として使った時に、聴感上どう感じるのか聞いてみたいと思いましたし、2番のパワーアンプ単体モードを使えば、X1と直接接続ができ「Leedh Processing Volume Control」を使うことができるというおまけもついてくるということで、まずはこの逢瀬 WATERFALL Integrated 250をお借りしてみることにしたのです。
※画像の一部は逢瀬公式HP(“https://ause-audio.com/”)より引用
Her-
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コメント
あけましておめでとうございます。寒い日々が続きますが、今年もブログ、記事を楽しみにしてます。逢瀬って自分は初めて聞くメーカーの名前ですね。知らなかったです。
fitさんコメントありがとうございます。
使っている方はブログやSNSでたまに見かけますが、割ととんがった商品を製作されていて知る人ぞ知るガレージメーカーという感じですかね。