RCAケーブルから試聴
まずはRCA-1.0R TripleC-FM 1.4×1.8mm導体仕様から聴いてみました。全体的にボリュームが上がったように聞こえるほど、空間を満たす全体的な音の容積、密度が大きいですね。
低音にスピード感があるので聞いていて小気味良く、ダイナミックレンジの広さ、音の立ち上がり、引きの早さも申し分ありません。背景の凛とした静寂や漂う空気感、解像度が高いにも関わらず音が柔らかく、スケールが大きくて何より聞いていてノリノリで楽しい、これはもうデジタルケーブルに戻したくありません。
XLRケーブルに変更
RCAケーブルの感触がいいのは分かりましたが、XLRケーブルXLR-1.0R TripleC-FM 1.4×1.8mm導体仕様ではどうなのか、ケーブルを変更してみました。
RCAケーブルからXLRケーブルに変えてみても、先ほどと同じく、空間を満たす音はとても楽しいんですが、じっくり聴いてみても違いがわかりません。聞き分けられるくらいの差はあるだろうと考えていましたが、全くわからないくらいいい音がしています。
何度も何度も聞き比べても…
仕方ないのでRCAケーブルとXLRケーブルを両方接続した状態でAVプリアンプAV8802A側で入力をXLRとRCAを交互に聞き比べてみることにしました。
RCA…
XLR…
困った…、マジで違いが分からない。ブラインドテストどころか自分でどっちを聞いているのかわかっているのにわからなくて、切り替えて聞いているうちに「今どっちだっけ?」と確認する始末…。
10回くらい切り替えて聞き比べて、わずかにバランスの方が残響音が長く、低音のアタック感が強い…気がするというくらいの違いがあるような気がしたのでXLRケーブルを残してRCAケーブルを外しました。ケーブルの切り替えをしてこんなに差がわからないのっていつ以来だろう…?
XLRケーブルのみにして、空いたRCA端子にはAUDIOQUEST NOISE-STOPPER-CAPS RCAをかぶせます。この状態でもう一度聞いてみると、さらに一枚ベールがはがれる。余計なケーブルが接続されていることによる悪影響があるんですね。とはいえどちらを単体で聞いても、違いが判らないくらいいい音がしていました。
RCAケーブルRCA-1.0R TripleC-FM 1.4×1.8mm導体仕様が取り外されて、また別のテストができます。次回はこれをDENON DVD-A1XVAのマルチチャンネル出力のフロント部分だけ差し替えて使ってみようと思います。
Her-
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