ゲームをプレイした感想
音数が多いのが第一印象で、環境音、例えば鳥や虫の鳴き声、風切り音などが頭上で囁いているのが良くわかり、横方向へはもちろん上下方向への音場の展開が素晴らしいです。
映像に関しては、空を飛んで移動するシーンにハッキリ見られますが、遠景のCGの描写がエッジが立って、彫りが深いので、移動したときに遠くの景色も動いているのが良くわかり、遠景は感覚的に二倍くらい先の距離まで見えるような見晴らしのよさを感じます。これは衝撃的な変化でした。
UHD Blu-rayプレーヤーで試聴した感想
RLT-1はAVプリアンプAV8802Aに装着した状態でスターウォーズ エピソード3をUHD Blu-rayプレーヤーPanasonic DMP-UB900で再生して試聴します。
音声も映像もダイナミックレンジが拡大しているのが感じられます。爆発音は中域に厚みが増して、空中戦の臨場感が醸し出され、サラウンドの立体的な音の配置の定位が明確になり、上下方向の音の展開が向上します。
映像で目を見張るのは、ゲームのときと同様に遠景の見通しがとても良く、移動する戦闘機がパン(高速で移動)する際の映像の追随性に改善が見られます。また目の中にできる星が艶やかです。
AVプリアンプへの接続に関しては想定以上の効果がありました。
RLT-1をAVプリアンプからUHDBDプレーヤーに接続変更
RLT-1を一度AVプリアンプAV8802Aからはずし、UHD blu-rayプレーヤーDMP-UB900に接続を変更して、同じくスターウォーズ エピソード3を試聴してみます。
AV8802Aと傾向がとても似ていて、アンプの時の効果を10%増しにしたような改善が見られます。スターウォーズ エピソード3は開始直後から終始ドラムの音がなっていますが、このドラムの音が足元から部屋全体を包むように広がるのがとても心地よいです。
まとめ
LAN端子は端子がむき出しになっていて、電磁波や電波などのノイズに対して無防備であること、端子部分がバネ状になっていて振動しやすいことなど、オーディオの音を濁す要因が内在されている端子だと思いますが、その弱点をカバーしてくれるよいアイテムだと思います。
私は使いませんが、AVプリアンプAV8802Aは無線LANアンテナも搭載しているので、ネットワークへの接続を無線LANで接続することで、有線LAN端子をわざと空けてRLT-1を使って見るという手もあるかもしれません。
RLT-1を使ってみて音はもちろん良くなりますが、映像の改善には目を見張るものがあり、もしRLT-1を接続する場所を1つ選択するのなら、総合的に見ていろいろなソースの改善が図れるAV8802AのLAN端子を選択します。システム全体を見渡したとき、この場所が一番信号と、そしてノイズが集中する場所だと思いますし、どのソースで再生するときにも恩恵を受けることが可能だからです。
ただ今回は3つ購入しているので、とりあえずAVプリアンプAV8802AとUHD blu-rayプレーヤーDMP-UB900に採用し、スイッチングハブ以外に使っていない端子がある機器はPanasonic DIGA DMR-BW970くらいしかないので、スイッチングハブに使う予定だったもう1つは後日考えます。
効果が出る箇所とそうでない箇所があるのは想定済みのことですが、スイッチングハブにはもう少し効果があることを期待していたので、チョット想定外でしたね。AVプリアンプに大きな効果があったのには、うれしい驚きでしたので、良好な結果だったと思います。
メーカーへの信頼や、好き嫌いはもちろんありますが、少なくともその製品自体が好みの音や映像に近づくのか、思ったように効果を発揮しないのかは自分の目で見て、耳で聞いて、判断したいものです。貸し出しサービスもあって試すことができるので、一度借りて試してみられると良いと思います。
次はUSBターミネーターですね。
Her-
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