Q.:バッテリリファレンスとはどういうことか?
このRBR-1はバッテリーではなくバッテリーリファレンス電源です。私は最初バッテリなのかと思っていましたが、「AC駆動ながら基準電圧をバッテリーにて生成する」と書かれているのでこの点について質問してみました。
A.:以下のとおり
- 基本はAC駆動、つまりアナログ電源であること
- 基準電圧をバッテリから生成していること
- そのメリットはアナログ電源よりもゆがみの少ない高品位な電圧を生成できること
私はアナログ電源の動作原理には詳しくありませんが、アナログ電源はAC-DCをトランスによって変換しますよね。その生成時にスイッチング電源ほどではなくても電圧の揺れ(リップル)が出来てしまうと思いますが、おそらくバッテリから基準電圧を作ることでリップルを最小限に出来るのではないかと推測します。この基準電圧をバッテリ、RBR-1は乾電池を使っていますが、消費電力は非常に少ないので、1年半から2年ほどは持つそうです。
「バッテリを基準にしてAC駆動する」=「バッテリリファレンス電源」というわけですね。
Q.:裏面にあるInternalとBatteryのスイッチの動作は?
このRBR-1には裏面にスイッチがあり、InternalとBatteryという切り替えスイッチがあります。この意味を尋ねてみました。
A.:InternalはAC駆動、Batteryはバッテリリファレンス駆動
Internalを選択すると、一般的なアナログ電源の動作になり、Batteryを選ぶと基準電圧をバッテリから取る形式に切り替えることが出来るそうです。
個人的なバッテリ駆動と、アナログ電源の印象
これまで私はスイッチングハブを中心にしてネットワークオーディオにおいてバッテリ駆動とアナログ電源駆動を試してきました。
その試してきた印象は、バッテリ駆動は非常に音が静かでS/N比が抜群に高いことが特徴です。一方アナログ電源による駆動は、ACアダプタなどよりは静かでバッテリ駆動の方が静けさは上手ですが、それでいて力強いのが特徴だと感じています。
静けさのバッテリ駆動
力強さのアナログ電源駆動
というのが私の中にある印象となります。
貸し出しサービスの利用
RBR-1の価格からすると散財したばかりの私にはとても購入できるものではありませんが、ACOUSTIC REVIVEは貸し出しサービスが提供されているので、利用してみることにしました。
今後の製品選びの基準とする意味で、貸し出しサービスを使って試聴してみることにしたので、追ってレビューしてみたいと思っています。
バッテリの電圧を基準にしてアナログ電源を駆動するとどんな音になるのでしょうかね?
Her-
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