ケーブルを全てそろえて、LINE-1.0R-TripleC-FMに交換しました。
試聴
普及版とはいえ、実売で1ペア2万円以上する高級なRCAケーブルを3ペア6本そろえて聞くDVD-A1XVAの音を聞いてみることにします。
試聴曲
試聴曲は以下の曲を聴いてきます。
Diana Krall – When I Look in Your Eyes ※DVD-Audio
感想
聴いた瞬間に分かるのは、頭の上を覆っていたもやのようなホワイトノイズが消え、空間に清涼感が生まれる透明感ですね。高音の伸びや広がり、艶があり、ピアノの音がコロコロと奏でられ、低音のアタック感と広がりのバランスが良く場を包み、音のつながりが滑らかなので、ダイアナの声のハスキーなかすれにしっとり感があり柔らかくなります。
6本のケーブルが揃っているので、全チャンネルの音の質が近く一体感がありマルチチャンネル独特の包まれ感が心地いいですね。
ここでフロントだけをまた上位モデルRCA-1.0R TripleC-FM 1.4×1.8mm導体仕様に交換してみます。
フロント側の音の音の強弱の描き訳が繊細になり、音の広がりや優しくやわらかく広がり、とても繊細になりますが、マルチチャンネルの場合、他のチャンネルとのバランスはやはり少し崩れてしまいます。
一般的にはマルチチャンネル音源でもフロント要素が強い音源が多いと思うので、フロントの音の良さを取るのもありだと思いますし、バランスを優先してグレードを少し落としても6本統一にこだわるという魅力的です。
マルチチャンネルのバランスとのトレードオフを考えても、フロントの音の良さは魅力的ですし、しばらくこの形で聴いてみたいと思います。そりゃ全てフロントのケーブルで揃えられたらベストですが、価格を考えるとそこまでの投資はなかなか出来るものではありません。ケーブルの処遇は近い内に決めなくてはいけませんから、しばし楽しむとしましょう。
Her-
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