RBR-1にまとめて接続したらどうなるのか?
現在ネットワークオーディオ用に使っているスイッチングハブPLANEX FX-08mini、光メディアコンバータのサンワサプライ LAN-EC202Cはいずれも5Vで動作することから、モバイルバッテリを使って電源供給をしています。
FX-08miniに使っているバッテリはPanasonic製の古いもので、Panasonic QE-QL105-Hを使っていて、このバッテリは私が理想とする動作をしてくれますが、最大で1A程度しか供給できないので、カタログ上は2.5Aが必要なLAN-EC202Cは、このPanasonic製のバッテリは使えません。
5Vで動作させる場合1.5Aまでしか供給できないので、LAN-EC202Cには使えるかわかりません。12Vで動作する機器にも供給可能なのでぜひ確保はしておきたいと思っています。
理想のモバイルバッテリの動作、仕様
私が理想としてるバッテリの動作は、充電用と放電用のケーブルを接続したまま、バッテリの動作はスイッチのON/OFFで充電と放電を切り替えてくれるもので、バッテリが完全に放電すると自動的に充電に切り替わる仕様のものを求めています。これは充電を忘れて聴きたいときに聴く事が出来ないと言う状況にならないようにするためです。
この条件に合致するバッテリを探すとなると、物理的な条件として以下のようなものが必要になります。
- 充電と給電を切り替えるスイッチが存在すること
- 充電ポートと給電ポートが独立して存在すること
以上の2つがないと、バッテリを使用した後充電させ、使用時にはケーブルをつないだまま光メディアコンバータに給電することができません。実際この条件に当てはまるLAN-EC202C用モバイルバッテリを片っ端から試して、20個近いモバイルバッテリを試しています。数が多すぎてレビューするのは途中でやめてしまいましたが、私が希望する動作をするPanasonic製の古いモバイルバッテリのようなものは見つかりませんでした。
モバイルバッテリは安いものは1000円台、高いものは5000円程のものまでいろいろ試しましたが、これだけでも数万円かかっていて、本当に無駄な散財になっていて、悩ましい問題でした。
理想の給電方法?
そんな中バッテリの候補を検索している中で見つけたのが、ACOUSTIC REVIVE バッテリリファレンス電源 RBR-1でした。私はこれをバッテリだと思っていたのですが、基準電圧をバッテリで生成して、電力はアナログ電源で駆動するというユニークな製品でした。
しかしモバイルバッテリが数千円で購入できるのに対して、RBR-1は約15万円(税別)という破格の電源です。一般的なアナログ電源でもこの供給電力を実現できるものは数万円で入手できるので、とても手が出る価格ではありません。
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