今までが嘘みたいな安定感
先日、SONY BRAVIA KJ-75X9400Cのパネルコントロール基板の交換とともに、先行インストールされたソフトウェアの件を記事にしました。1週間ほど経過した時点で再起動は発生していません。
このアップデートの内容の中に、「ホームシアター機器との接続安定性の向上」という項目があり、HDMI接続周辺の安定性の向上であろうと推測していましたが、以前発生したHDMI接続切り替え時に必ず発生していた再起動の問題がまだ未検証で残っていました。
この現象は、HDMIの映像音声分離出力時に発生するもので、プレーヤーからテレビへ映像を、プレーヤーからAVアンプへ音声を出力し、AVアンプとテレビがHDMIケーブルで接続されたループが発生している状況で、テレビのHDMI入力をプレーヤーの接続している端子とAVアンプが接続している端子との間で切り替える際に、フリーズするという症状でした。
ようやく再始動
2週間ほど腰痛に悩まされていて思うように身動きが取れなかったので、なかなか確認ができませんでしたが、何とか椅子から立ち上がることができるようになってきたので、試してみることにしました。まず構成と症状について整理しておきます。
- プレーヤー:Panasonic DMP-UB900
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- テレビ:SONY BRAVIA KJ-75X9400C
以上の機器で、改めて試してみることにします、それぞれのHDMIケーブルの接続は以下の通りです。
- DMP-UB900(HDMI1)からKJ-75X9400C(HDMI3)へ映像を出力
- DMP-UB900(HDMI2)からAV8802Aへ音声を出力
- AV8802AからKJ-75X9400Cへは別端子(HDMI4)で接続、切り替え時には映像を出力
以前は図の映像出力をDMP-UB900から直接出力していたのを、一度音声出力をしているAV8802Aの経路へ変更し、また元の直接出力に戻すことはできましたが、さらにAV8802Aへ変更しようとすると切り替わらずにテレビがフリーズしたまま操作を受け付けなくなり、手動で本体の電源ボタンを長押しして強制終了するしかなくなっていました。(※音声は常にAV8802Aへ出力)
また同時にDMP-UB900も電源ケーブルを一度抜かないと、一度HDMI3→HDMI4の切り替えをしただけでフリーズをしてしまいます。
この症状は再現性があり、2017年1月に修理の依頼をするまで症状が発生していました。
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