プラグの制振は塩梅が難しい
先日LANケーブルのプラグにオリジナルカスタマイズを施したOIKLANケーブルというものをお借りして試聴してみました。その際ケーブルの仕様は同じでプラグのDynamic Plug Damper Systemの有無だけ異なるOIKLANケーブルを比較してみましたが、プラグの違いだけで大きく音が変化することにある種の衝撃を受けました。
Dynamic Plug Damper Systemのクールで熱い音を聞け!~OIKLANケーブルレビュー~
目の付け所がニッチ(隙間)でしょ? 先日ネットワークオーディオ向けに「規格にとらわれない独自の構造」、「Dynamic Plug Damper System」、「解脱処理」といったオリジナルカスタマイズを施したOIKLANケーブルをお借りし...
音のよいハブとか、LANターミネータ、LANノイズフィルタなどLAN周りにもオーディオアクセサリが溢れていますが、何よりも最初に対策を打たなくてはいけないのがプラグなのだと認識されられるOIKLANケーブルの試聴体験でした。テレガートナー M12 SWITCH IE GOLDのような強固なプラグなら、音がよいというのも頷けますね。
RJ-45端子を排除するのは難しい
しかし、現時点でテレガートナー製や光ファイバーを使用できるもの以外のオーディオ用途のLANケーブルは99%がRJ-45端子を使用していることから、RJ-45端子の強化、カスタマイズがネットワークオーディオの音質改善に大きく影響するといえるでしょう。
OIKLANケーブルは銅箔テープでオスメスの間の隙間を埋めてガタツキを抑え、ゲルを使うことでバネ状になっている接点の振動を抑え込む形になっていますが、では制振素材をオーディオ向けLANケーブルのプラグに貼り付けてみたらどう変化するだろうか?
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