誰も予想できない展開
我が家のオーディオ機器の中で、最古の機器といえば間違いなくオーディオルームやシアタールームで使っているDALI Heliconシリーズで、最初に購入したDALI Helicon 800はオーディオルームのスピーカーとなっています。
Helicon 800は2ペア(計4本)所有していて、シアタルームのフロントスピーカーとサラウンドスピーカーをHelicon 800で統一して使っていましたが、中古で見つけたDALI Helicon 400を入手して、サラウンドスピーカーとすることで、オーディオルームにHelicon 800を持ってくることができました。
シアター向けラインナップ
我が家にある初代DALI Heliconシリーズは、2003~2004年ころに発売されたモデルですから、もう15年以上前の機種ともなると中古市場にも多数で回るようになりました。その中でも数が多いのがHelicon 400、次いでHelicon 800、ブックシェルフ型Helicon 300となります。(私感ですが)
Heliconシリーズはシアター用途としてラインアップされていて、上記の他にもいくつか機種が用意されています。
これらの機種はなかなか中古市場にも出てきませんが、センタースピーカーのHelicon C200、サブウーファーのHellicon S600などはかろうじて見たことがあります。中でも本当にわずかしか見かけないのが、ウォールマウントタイプのHelicon W200です。
シアタールームに配置することを前提とすると、Helicon W200はサラウンドバックスピーカーとして使うのが妥当なラインナップだと思いますが、壁掛けできることからハイトスピーカーとしての利用もあり得るでしょう。
DALI Helicon W200の仕様
まずはウォールマウント型のHelicon W200の仕様と先日購入してサラウンドスピーカーとして使っているフロアスタンド型のHelicon 400の仕様の違いを見てみましょう。
\ | Helicon W200 | Helicon 400 |
---|---|---|
ユニット構成 | 3Way 3Speaker 低音域:165mm×1 高音域:25mmドーム/10×55mmリボン |
4Way 4Speaker 低音域:165mm×2 ※中音域は低音域と共用 高音域:25mmドーム/10×55mmリボン |
周波数レスポンス(±3dB) | 41Hz~27,000Hz | 31.5Hz~27,000Hz |
クロスオーバー | 3,000Hz、13,000Hz | 700Hz、3,000Hz、13,000Hz |
入力感度(2.83V@1m) | 89dB | 88dB |
公称インピーダンス | 4Ω | 4Ω |
推奨アンプ出力 | 30~150W | 50~300W |
最大外形寸法(1台) ※スパイク含まず |
H452×W326×D214mm | H1,026×W264×D490mm |
質量(1台) | 9.5kg | 31.7kg |
付属品 | ラバーフット、ジャンパーワイヤー、ウォールブラケット | スパイクフット、ジャンパーワイヤー |
その他 | バイワイヤリング対応 |
小さいながらバイワイヤリングにも対応しているのが特徴として挙げられます。さすがにユニットが1つ少ない分、低音域はHelicon 400に敵うはずもありませんが、中高音に関しては同等の性能を有していて、重量も軽くてサラウンドバックスピーカーとして使うには適した性能となっています。
サラウンドスピーカーにHelicon 400、サラウンドバックにHelicon W200の組み合わせなら、音のつながりもバランスよく鳴ってくれるのでしょうね。でもこの機種はDALI Helicon MkIIシリーズではラインナップされなかった幻の機種ですから、おそらくお目にかかることはないでしょう。
別にSpeakerCraft AIM5 Threeでもいい
話は少し前に戻って、2016年2月に天井埋め込みスピーカーSpeakerCraft Profile AIM5 ThreeをDIYで取り付けて、4.1.2chに移行してからは、構成の変更はサラウンドスピーカーをHelicon 800からHelicon 400に交換したくらいで大きな動きはありません。
ところが先日天井埋め込みスピーカーSpeakerCraft AIM5 Threeを1組追加で購入してしまいました。これは特に購入する予定があったわけではなかったんですが、中古品を見かけて何となく購入してしまったのです。本当に何となくで買ってから取り付けるの面倒だなとすら思ってました。
4.1.2chから4.1.4chにするのか、スペアとして残しておくのかはこれから考えようと思っていたわけですから、これをサラウンドバックスピーカーとして使って6.1.2chとしてもいいですよね。でもこんなこと書きつつもサラウンドバックスピーカーをシアタールームに取り付けるなんて発想はこれっぽっちもなかったんです。
しかし、出会うはずのないそいつが、Helicon W200が私の目の前に現れました、しかも動作品で。
これは4.1.6chになる流れ
AIM5 Threeを購入した時には、Helicon W200を購入するチャンスが来るとは全く想像もしていませんでしたし、今更Helicon W200が入手できるなんて全く考えてもいなかったので、過去一度も欲しいと思ったことすらありませんでした。自分ですら予想できなかった展開を誰が予想できたというのでしょうか?
もうシアタールームのスピーカー構成は天井以外変更するつもりはなかったんですが、AIM5 Threeがすでに手元にあり、その上Helicon W200を手に入れることができれば、一気に4.1.2ch(7台)から一気に6.1.4ch(11台)へとシアタルームは大きく進展します。
もちろん15年も前の中古品ですから、そんなに高い金額で購入するつもりはありませんでしたが、価格を見ても問題のない金額…。突然降ってわいたチャンスにもうHelicon W200を購入しないという選択肢はありませんでした。次回へ続く。
Her-
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