ユニットが無事なら何とかなる
期待度もさほど高くもなく軽い気持ちで入手した中古品のスピーカーBower & Wilkins 684 MWですが、私のとってこれが初のBower & Wilkins製品になると思います。
音は出るとは言われていたものの、かなり状態が悪そうだというのは事前にわかっていたので、最大の懸念はユニットのダメージでした。エッジの状態やコーンの状態も心配ではありましたが、この手のスピーカーはトゥイーターがつぶれていることが多いので、実際見てみるまで分からないのが不安でした。
付属品が何もないことを覚悟していましたし、保管状態が悪く埃をかぶっていることも覚悟していましたが、私が想定していた状態を上回る状態の悪さでした。
外観とスタンド
一言で言って最悪。全体的に砂埃を被ったような雰囲気で、特にゴミといっていいレベルで何をどうしたらこうなるのか、想像がつかないほどひどい状態でした。あまりに状態が悪かったので、お見せするのもはばかられます。
何かの粘度の高い液体に漬かっていたかのようで、拭き取るとか洗うとかいうレベルでは取り除くのも不可能、もうスタンドを取り外して、そのまま捨ててやろうかと思うくらいでした。
スタンドを六角レンチで取り外してみましたが、本体のスタンドが装着されていた部分に少しだけ付着していたものの、いろいろ試した結果一応まともな状態になったかと思います。本体部分へのダメージは最小限で済みました。
サランネット
一部角の部分が破れていたのと、全体的に埃をかぶっていて薄汚れていたので、風呂場で洗い流さないといけないくらいで、ダボも左右で1か所ずつ折れた状態でした。
フロントパネルのゴム部分にもややべたつきはありましたが、これは想定内でしたから覚悟はしていました。
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