警告音
とある日の午後、インターネット接続用の光回線終端装置(GE-PON)と無線ルータ辺りから、「ピーピーピー…と音がするよ」と家族から連絡がありました。
ちょうど帰宅中だったので、自宅について確認してみると、思い当たる音がしていました。
無停電電源装置(UPS)のバッテリ寿命
APC 無停電電源装置(UPS) BE325-JPがバッテリの寿命を迎えて、警告音を出していました。
UPS導入は東日本大震災がキッカケ
東京23区内に住んでいれば停電が起こることはほとんどありませんし、個人宅で、UPSが必要なほど差し迫った状況はそうそうありませんが、2011年3月11日に起こった東日本大震災が導入したキッカケでした。
2011年震災直後、家に電話しようとしたとき、まず携帯電話と携帯メールは繋がりませんでしたが、固定電話はかろうじて接続できたものの通信が不安定で、インターネット経由(Gmail)によるメールは届きました。緊急事態が発生した場合に、複数の通信方法を確保しておくことの重要性をこの時実感したことをよく覚えています。
その年の夏は、電力供給が不足が原因で輪番停電が実施されていましたが、震災から1年後、震災時の通信回線の確保と停電が起こったときために、インターネット回線を含む通信設備用にAPC 無停電電源装置(UPS) BE325-JPを、当時常時稼動していたサーバ用にAPC 無停電電源装置(UPS) BE550G-JPを導入しました。
その後サーバは使われなくなり、今はBE325-JPだけが通信設備の停電時の備えとして稼動を続けています。
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