天井埋め込みスピーカーの設置に必要なこと
天井にスピーカーを取り付ける上で重要なのは、どの位置に設置するかを入念にシミュレーションすることです。スピーカーは天井裏でレバーが回転することで固定されますので、このギミックを考慮に入れて設置する必要があります。
天井裏は障害物が多い
天井裏は決して平たんにできているわけではなく、野縁という壁でいう中柱のようなものがあり、そこに石膏ボードが固定されています。下の図で木の棒が見えるのが野縁ですが、ここに設置時に開店するレバーがぶつかるのでスピーカーの取り付け位置を左右できるだけ対称にしつつ、野縁のない場所に設置しなくてはいけません。
我が家の実測で、野縁の幅は40mm、その間は265mmとなっていまして、部屋全体を見たときに左右対称にできているわけではありません。
Speakercraft Profile AIM5 Threeを取り付けるスペースとして高さ121.4mm、幅167.5mmが必要になりますので、この265mmという間隔に収めつつ、左右対称に設置するのはかなり難しく、我が家の場合は左トップミドルスピーカーが1～2cm内側に寄っています。
今回も改めて設置のシミュレーションを入念に行ってから工事となりますが、そのための下調べをするのに便利な工具をご紹介しましょう。
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