2022/1/20不定期更新に変更します

久しぶりに3Dで映画を視聴~スター・ウォーズ フォースの覚醒 3D~

ホームシアター

スター・ウォーズ フォースの覚醒 3D

私は基本的に、一度見た映画を見ることはほとんどありません、よほど気に入ったものとか、テスト用の素材とかに限られます。一度見た映画を何度も見る時間があるなら、まだ見たことのない映画を1本見る方が経験値が高いと思うからです。既知より未知を求めて。

しかし今回購入したのは一度見たスター・ウォーズ フォースの覚醒 3Dです。オークションで3D用ディスク単体で新品が販売されていたので購入してみました。

ホームシアター 映画 スター・ウォーズ フォースの覚醒 3D グラス めがね Playstation VR 立体視 クロストーク 飛び出す絵本

以前、スター・ウォーズ フォースの覚醒の2D版が発売した当時に見ているので今回は2度目になります。選んだ理由は最近の映画であること、作りこみがしっかりしているであろうということ、そして3Dというコンテンツとして、楽しめる可能性が高いということです。

そして記憶の上では、3D映画を1本最後まで見るのはこれが初めてになると思います。

実際に視聴してみて

私が見たことがある3D映画やアニメのイメージというのは、前述した通り、何枚かの絵や映像を前中後といった感じで配置された立体絵本のようなイメージです。

今回見たスター・ウォーズ フォースの覚醒 3Dでは、私が持っていた3D映画のイメージを確かに上回る完成度で、目の前に迫るような飛び出す戦艦の迫力に思わずのけぞったり、目の前に差し出されるライトセーバーは手に掴めそうで手を伸ばしてみたり、その表現には一般的な2D映画を見るときとは違うワクワクやドキドキ感を感じることができます。

これが映画館の大画面ならなおさら楽しいでしょうし、4Dと呼ばれる匂いや風、振動などが加われば確かに楽しいと思います。そうそれは遊園地のアトラクションのような楽しさです。

しかし3Dの映画やアニメは、やはり本来の立体ではないというイメージは払拭できませんでした。絵や映像の立体感が、どうしても「飛び出す絵本」のイメージにしかならないのです。確かに従来のような前中後のような単純な3D映像ではなく、奥行感はあり、幾重にも映像が立体的に折り重なってはいましたが、それは薄っぺらい7枚~8枚の絵でできた「飛び出す絵本」になったに過ぎないというのが私の感想です。それがいくら何層にもなろうと、目から入ってくる情報の違和感は消えません。

アトラクションのようにその場の雰囲気を楽しむというエンターテイメントなら、むしろこの違和感が迫力となって楽しませてくれるでしょう。ですが私がホームシアターの映画視聴に求めているのは映画の世界に集中することであり、その世界に引き込まれた集中を乱さない自然な映像と音響が理想です。それがこの3Dの違和感によって邪魔をされてしまっては、私からすれば元も子もないのです。

3Dという技術はこうした違和感や不便さによって、家庭用コンテンツとしては廃れていってしまうのでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました