交換
プレーヤーはStandardと同じく光ファイバー接続が可能なネットワークオーディオプレーヤー LUMIN X1を使います。
条件はそろえてプリメインアンプはDENON PMA-SX1です。
ケーブルが太くなった分、Standardよりもさらにケーブルの取り回しは難しくなり、とにかくねじれ方向への反発が強いケーブルですね。
申し分ない
XLR-UTを接続して聞いてみると、音像より音場で聞かせる方向性はStandardと変わりませんが背景に落ち着いた黒さでしっかりと沈み込んで奥行き感がしっかりでてきて、S/N比が高さはStandardとは比べ物になりません。Standardでは物足りなかった音の鮮度が高く、音の輪郭はよりくっきりと描き出され、ふわっと広がる倍音に包まれているような柔らかさもあります。
低音はやや音像は太く、量感があってパワフルな印象ですね。高音はピアノが転がるような小気味の良さ、シンバルの音が良く聞こえ、ボーカルのサ行のかさつきが少し気になりますが、シンバルとかさつきには相関関係があるように感じます。ケーブルが新しいようなので、エージングが進めばかさつきもおさまるかもしれません。
我が家の環境に接続してみた結果、StandardもUrtraも量感や余韻といった音の密度の高さで聞かせる方向性は統一されていて、その上で上位ケーブルであるUrtraは鮮度やメリハリなどより、より音像や定位がはっきりするのが確認できます。
少し辛めのレビュー
WestminsterLabのXLRケーブル2組のレビューについては、私が普段使っているXLRケーブルがAcoustic Revive XLR-absoluteという破格のケーブルですから、少々辛いレビューになってしまった感はあるかもしれません。
Urtraシリーズについては、75万円からという価格はネックではありますが、いいケーブルだと思います。WestminsterLabの製品については最近アンプ類も発売して結構よい音がするらしいという話も聞くので、また機会があればお借りしてみたいですね。
Her-
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