クリーン電源を導入して
電源ノイズの計測を目的として、電源環境の歪み率(%THD)を見ることができるPS Audio Power Plant Premierの中古品を購入しましたが、シアタールームの電源事情が一般的な家庭環境として悪くはないものの、自分が思っていたよりは良い結果ではありませんでした。
そこで、試験的にシアタールームにPower Plant Premierを導入して、様子を見ることにしました。
1か月以上使用してみた結果、このまま採用することにしました。
映像は明るく、音にキレ
特に映像面においてハッと明るくなったような改善があり、音質についても量感は少々落ちた印象だったと書いていましたが、部屋で聴いているだけではわかりづらい変化として、重低音の質が上がり、階下に貫通して良く通るという変化がありました。
Power Plant Premierに収容したゲーム機Playstation4 Proや、サブウーファーDALI Helicon S600の供給電力の質が向上したことに加えて、Power Plant Premierのコンセントごとのアイソレーションが機器同士の相互干渉が減らしたことによって、映像面にも音声面にもメリットがあったということでしょう。
音質に関しては、好みにもよりますが重低音の質が良くなっている一方で、もう少し改善したいという思いもあります。特に中音域の厚みなど量感についてはもう少し引き出したいので、電源ケーブルの交換をしてみたいと思います。
電源ケーブルのグレードアップ
これまでシアタールームでは、主要機器にはAcoustic Revive RTP-4 absoluteとRTP-2 absoluteをアナログ電源、スイッチング電源の機器に分けて使っていましたが、この電源タップに接続していた機器は全てPower Plant Premierに収容しています。
Power Plant Premierは中古品で購入しましたが、付属品と思われる電源ケーブルを使用して、以下の機器を接続しています。
- Marantz AV8802A
- DALI Helicon S600
- Pioneer UDP-LX800
- SIE Playstation4
- SIE Playstation3
Power Plant Premierへの電源供給の質が向上すれば、システム全体への影響も大きいでしょう。
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