高さの調整が可能
シャフトは4種類(20mm、30mm、50mm、80mm)あるので、最適なものを選び長さが合わせて調整しますが、上記の写真のように長さがぴったり合わないときや、足りないときはインシュレータなどで底上げをして長さをあわせます。
組み合わせはその場で使えたもので調整したので一つ一つに理由はありませんが、天板にD-RENをおいて上記は山本音響工芸 黒檀製三角セッティングベースPB-22を乗せ、底上げした後、人工セラミックのインシュレータで上部のラックに傷がつかないように受けています。
オーディオラックTAOC MS-3の効果を天板にも享受することができ、機器の天板の振動を逃がすメカニカルアースの利点と、重量によって機器の振動を抑えこむ、制震効果の2つのメリットが有るのではないかと思います。
個人的には強く抑えつければ音像は締まる方向に、緩めれば音像は広がる方向へ変化する傾向があるように感じていますので、ネジの締め付けを調整することで、音像の微調整が可能なアイテムです。
少し緩めて聞いてみる
SOUNDMAGIC STB-1を緩めて試聴してみます。
試聴環境
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- NAS:IODATA RockDisk for audio ※独自カスタム品
- スイッチングハブ:PLANEX FX-08mini ※ACOUSTIC REVIVE Custom
- 光メディアコンバータ:SANWASUPPLY LAN-EC202C
IODATA RockDisk for audioはエーワイ電子のアナログ電源、FX-08miniとLAN-EC202CはRBR-1で駆動し、仮想アースとしてKOJO TECHNOLOGY ForcebarEPが接続されています。
試聴曲
試聴曲はいつものとおり、以下のような曲を聴いてきます。
image ※FLAC 44.1kHz/16bit
Boyz II Men – Evolution ※FLAC 44.1kHz/16bit
Diana Krall – When I Look in Your Eyes ※FLAC 96kHz/24bit
微妙な変化
わずかに低音が広がりますが、大きな改善が見られませんでした。最初は少し緩めるだけで十分かと予測していましたが、思ったよりも変化が小さかったのでこれではまだ足りません。そこで今度は完全に取り外すことにして試聴してみました。
取り外してもまだ足りない
STB-1を完全に取り外してみると何かから軽く解放されたように音の響きが少し豊かになり、低音は少しですが厚みが出て下に伸びた印象を受けます。ですが、もう少し広がりのある低音にしたいなぁ…というのが率直な感想でした。
もう少し改善してみたいところですが、もうラックレイアウトのシミュレーションも終わりそうですし、このままレイアウト変更に突入してしまうかもしれませんね。
Her-
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