平行法
今回、スピーカーは従来よりもテレビに近づけるつもりでいます。スピーカー間の距離がトータルで50cmほど縮まるため、無理に内振りにしなくても平行法で置けば耳の外側に自然と向くような気もしています。
DALI Heliconの古いカタログを引っ張り出してみると、シアターシステムであってもスピーカーは平行法で置くことが想定されているようです。
メーカーの試聴環境は我が家とは部屋の形も広さも違いますし、メーカーによっては防音室だったりするわけですし、環境が違うのでそのまま受け入れても想定どおりになるとは限らないというか、まず想定どおりには行かないので、それに従っていい結果が得られるとは限りませんけどね。
レイアウト変更前から基準となる初期位置をどうするかはずっと考えていたんですが、シンプルにするのが基準としては正しいのかなと。
平行法で初期化
いろいろ頭の中だけで考えても始まらないので、とりあえず平行法でスタートすることにしました。
今回の設置のポイントは以下のようなものです。
- 平行法で設置
- スピーカーユニットの面と、テレビの面を直線上に設置
- ラックにはウェルフロートボードが揺れてもぶつからない位置まで寄せる
音と映像の乖離
シアタールームの機能としてテレビにおける画面のオブジェクトの動作と、フロントスピーカー間を移動する音の位置関係が一致していないというのは結構違和感を感じるものです。
例えば変更前のように、スピーカーがテレビの画面から離れて、大きく距離が開いている場合、画面の端から端までを移動する車が通ると、音はかなり離れた外側から飛んできますが、画面ではテレビの端から端までしか移動しないという音と映像の乖離が生まれます。
これを気にならない人は気にならないでしょうが、一度気になると違和感で作品に集中できなくなるので、出来れば解消しておきたいのです。
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