シアタールームは、さらにそこからネットワークオーディオ専用にスイッチングハブ(Planex FX-08Mini)を増設して運用しています。
現状構成の概要
NEC Aterm WR9500N→インターネットへ
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Cisco SG100-16-JP V2→各部屋へ
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Allied-telesis CentreCOM GS908XL→テレビ、ゲーム機など
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Planex FX-08Mini─QNAP TS-119
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Marantz NA-11S1
シアタールームのテレビやレコーー、ゲーム機などは、GS908XLへ、音楽ファイルの入ったNAS(QNAP TS-119)とネットワークオーディオプレーヤー(Marantz NA-11S1)はFX-08Miniへと接続されています。AVアンプやそのほかのプレーヤは不要なノイズの影響を避けるために、必要のない時には接続しないようにしています。
基本的には、スイッチングハブで各部屋への通信を分岐することによって、各端末からインターネットへ接続する際の通信は、シアタールームのスイッチングハブを経由しないので、まとめて1台のスイッチングハブに接続するよりは、NASやネットワークオーディオプレーヤへのノイズは最小限に抑えることができます。
しかし、同じネットワークのセグメント(グループ)では、接続されている機器を探すときにブロードキャストパケットを流したり、DLNAのようなUPnP(Universal Plug and Play)規格の場合はマルチキャストパケットを同じセグメントに接続されている機器全体に送信してしまうので、ネットワーク上の機器の接続台数が増えれば増えるほど、それに比例してネットワークオーディオとは関係のない通信が増えてしまうことになります。
ネットワークオーディオのネットワーク環境をさらにノイズの少ないものにするために、通常使用されているホームネットワークとは別のセグメントにすることで関係のない通信から隔離してあげたいというのが、今回想定している内容です。
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