片側にだけある小窓も、遮光シートを窓に貼り付けた上で、ホワイトキューオンをつめこんで、遮光カーテンでふさいで、光と音の両面で窓の影響をできるだけ受けないようにしてあります。
オーディオルームに戻って
オーディオルームとシアタールームと双子の部屋と前述しましたが、フロントとリアは逆になっていて、前述のシアタールームで塞いだ後方の窓はオーディオルームのフロントにあります。傾斜した天井ですが、一番低い奥の部分で高さは140cmとなっています。
オーディオルームのラックやシステムなどは一応、部屋の中心線を基準に左右対称に設置していて、ラックの中央の柱がほぼ部屋の中心軸ということになります。写真を見てわかるようにラック裏の窓は中心軸から左に寄っています。
前述のとおり頭の位置を高くすればするほど音は左に寄ります。リスニングポイントに座っているときの耳の高さは80~90cm程度、執筆環境では100~110cmくらい、立ち上がったときは、私の身長が175cmなので、160cm前後でしょうか。
これに対してラック裏の窓が100~140cmほどの位置にあり、各試聴ポイントの耳の高さとの関係を見てみると、窓の位置に近づいたときに左に寄る現象が起こっていることからも、この左に寄った窓が、音を反射して定位を崩していると考えてよさそうです。
試しに吸音材を設置してみる
ラック後方の窓のサイズは大体120cm×40cmの窓ですが、この窓にシアタールームと同じように吸音材を詰め込んでみることにしました。とは言ってもホワイトキューオンはあまっていませんので、もう少し手軽に使えるものを探しましたが、吸音材Felmenon 硬質吸音フェルトボード FB-400M-GYBL(4枚入り)がありました。
これに見覚えがある方は、本ブログを長期に渡って読んでいただいている可能性が高いですね。
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