以前の観測から見える傾向
以前、電源工事をする前のシアタールームでPower Plant Premierを点けっぱなしにして、目視で長期間の観測をしてみたことがありますが、その時は入力電圧は102-103Vと安定しており、歪み率は1.5~3.0%THDとかなり幅がありました。
その頃は傾向として日中帯は歪み率が低く、夜間は深夜に近づくにつれて歪み率が徐々に悪化していくというもので、我が家は閑静な住宅街ですが、夜中に自宅内や近所で電気使用量が上がるものがあるのかもしれません。さすがに夜中や早朝までもずっと観察するのは難しいですし、日中は仕事で不在ですから、上記のような傾向がずっと続いているのかもわかりません。
また、今回のオーディオ専用電源工事の結果、家庭用分電盤とオーディオ専用分電盤で歪み率や電圧の変動や傾向に差異があるのかも、目視による観測ではわかりません。
パワーアナライザーは手が出せない
専門業者が扱うパワーアナライザーのようなものなら、全高調波歪率のみならずかなり詳しい情報をリアルタイムで見たり、1週間などの単位で観測をすることができると思いますが、私にはそうした専門知識もなく簡単に扱えるモノではありません。適切に扱えるかどうかもわからない状態で気軽に試すことができるほどお安い機器ではありません。
1週間や1か月単位の長期間に渡って電源環境のデータを蓄積できる機器がもっと手軽に手に入るものであればいいんですが、例えばスマートプラグのようなものでは、主に消費電力の変化を観察するものですし、電圧の変化くらいは見れても歪み率まではさすがにデータとしてとれるものは知りません。
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