ケーブルの制限
一番シンプルなのはユニバーサルプレーヤー同士を入れ替える、つまり最下段のDVD-A1XVAと入れ替えるのがベストですが、その位置ではテレビと接続しているHDMIケーブルが届かないので、別の方法を模索することになりました。
DMP-UB900に使われているHDMIケーブルは、映像用がAIM PAVA-R01、音声用がSONY DLC-9150ESで、DLC-9150ESは1.5mありますし、接続先は隣の棚のAVプリアンプMarantz AV8802Aですから、あまり制限はありません。
しかしPAVA-R01は1mしかないので、テレビの端子からの距離を考えると届くのはラックの上部2段だけですから、設置するならDMP-UB900の位置しかありません。2m以上のHDMIケーブルは数本ありますが、PAVA-R01より、下位グレードのものしかありませんので質を下げる選択は却下です。
ラック棚の間隔と重量
左右のラックのそれぞれの棚の間隔は、下から250mm、200mm、150mmと重くて大きな機器が下段に設置されるように組まれています。UDP-LX800は高さが131mmですから、どの棚でも設置は可能です。
UDP-LX800の重量は14.5kgですが、他の機器の重量は以下のとおりです。
- YAMAHA GT-1000:22.5kg
- Panasonic DMP-UB900:2.4kg
- Marantz NA-11S1:14.6kg
- DENON DVD-A1XVA:19.0kg
こうして重量を並べて比較してみると、DVD-A1XVAの造りの良さを実感しますが、UDP-LX800はディスクドライブを搭載していないNA-11S1と同等というのは、何か負けている気分になりますが、DMP-UB900が1桁間違ってない?と思うくらい目を疑うような軽さなのに改めて物足りなさを感じます。
あまり重いものを上におくと地震が来たときのバランスが崩れるので好ましくはないのですが、とりあえず暫定でDMP-UB900とUDP-LX800を直接比較できる環境を作らなくてはいけないので、暫定策として以下の手順で入れ替えることにします。
暫定入れ替え策
入れ替えの手順は以下のとおりです。
- YAMAHA GT-1000の撤去
- Panasonic DMP-UB900を最上段へ移動
- Pioneer UDP-LX800を従来のDMP-UB900の位置へ設置
GT-1000に関しては、今の環境では使いづらいこともありますし、現在構築中のステレオシステムの方へ移動する予定でしたから、その準備として一度ラックから撤去します。開いたスペースにDMP-UB900とUDP-LX800を玉突きで順次動かしていきます。
GT-1000を移動するにはこの隙間は本体が通らないので、高さのあるDALI Helicon 800の上を通すことになります。ウェルフローとボードが下に入っているので1300mmmくらいあるでしょうか。
GT-1000は22.5kgありますから、その重量を肩より高い位置に持ち上げるのは体調を崩して落ちた私の筋力と体力ではそう長い時間持ちません。
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