2024/10/19不定期ですが更新を再開します

AVAC本店 OPPO「UDP-205」特別試聴会の前に仕様の確認しておこう

8K/4K/HDR&DolbyAtmos

個人的に気になるポイント

今回、UDP-205を試聴するに当たって、当然映像や音声がどのくらい仕上がりが良いのかは確認するつもりですが、確認のポイントはデジタル出力に重点を置こうと思っています。

私はユニバーサルプレーヤーにはアナログ出力は求めていません。理由はいくつかあります。

RCAケーブルの調達が厄介

サラウンドでアナログ出力を仕様とすれば、7.1chの場合8本のRCAケーブルが必要となりますが、個人的にはサラウンド感を整えるには同質のスピーカー、同質ケーブルをそろえるのが好ましいと考えていて、スピーカーは4本同じものを使い、DVD-A1XVAでは出力用のケーブルを6本そろえて使っています。

経路全てで完全に揃っているわけではありませんが、フロントに比重をかけるとサラウンド間に違和感が出ることがあるので気にしています。ですから同様にUDP-205のために8本揃えることを前提に考えてしまうとあまり触れたくないというのが本音です。

多重接続によるデメリットは減らしたい

もし、アナログ出力するとすれば、7.1ch用にRCAケーブルを8本、HDMIケーブルを1本必要とします。ループの発生の可能性があり、本数が増えれば増えるほどそのリスクは大きくなります。ですから接続は出来るだけシンプルに近づけたいと思っています。

むしろトランスポートと割り切った仕様でも私は全然かまいませんが、何でも入っているのがこのプレーヤーUDP-205のいいところですからね。

音声出力用のHDMI端子と音声出力に優れたHDMIケーブル

音声出力に特化したHDMI端子が用意されていて、HDMIの音声出力に優れたケーブルが手元ありますので、十分に優れた音声出力が出来ると思っています。というわけで、アナログ出力部分はあまり注目していません。

CD/SACDプレーヤーとしては十分に優れた性能を誇るDENON DVD-A1XVAを所有していますし、これを買い換えるつもりはありませんので、私はオーディオ製品としてというよりは映像出力用のプレーヤーとしてUDP-205をみています。

UDP-205に期待するのは

ですから私がUDP-205に期待するのは、純粋に4K UHD Blu-rayプレーヤーとしての性能であり、オーディオプレーヤーとしてはあまり考えていません。あくまでもPanasonic DMP-UB900と比較して買い換えるに値するかという観点で試聴会にも行ってこようと思っています。

筐体の高剛性化、低重心化、耐振動対策

4K/HDRやDolby Visionへの対応はフラグシップならもはや当たり前、多種多様なコーデックやディスクメディアへの対応はOPPOの得意とするところなので当然注目すべき点でありますが、DMP-UB900との入れ替えを考えるに当たって最も注目すべき点は筐体です。

DMP-UB900の最も不満な点はあの筐体の軽さです。DMP-UB900の音が軽い理由のひとつだと思っていますが、ディスクプレーヤーはディスクを回転させる構造になっている以上必ず振動の問題が付きまといます。この振動に対してシンプルな対策は筐体を重くして振動を押さえ込むことですが、DMP-UB900にはそれができません。

例え設計で振動をうまく逃がしてやっても、物量を投入した機器の安定感には遠く及びません。例え10年経過した古い機器でも物量が投入されたプレーヤーの音が良いことは良く知っていますし、オーディオメーカーが本気を出して物量を投入したときの音は、一般家電製品の比ではないことは、DENONのフラグシップ機DENON DVD-A1XVADVD-A1UDを渡り歩いてきているので良くわかります。

最近オーディオメーカーは、ユニバーサルプレーヤー、特に4K対応には消極的で、どこも4K対応の新製品を出そうという気概がありませんが、そういう意味で今回私がUDP-205に最も期待しているのが筐体の高剛性化、低重心化、耐振動対策です。

ホームシアター 4K/HDR Panasonic DMP-UB900 Urtra HD Blu-ray OPPO UDP-203 UDP-205 ダブルレイヤー・レインフォースド・シャーシ・ストラクチャー レビュー 試聴会

フロントパネルはヘアライン仕上げのアルミニウム合金を採用し、高剛性スチール・シャーシを使用し、「ダブルレイヤー・レインフォースド・ストラクチャー」という筐体を二重構造化することで振動しにくい構造とし、低位置へのドライブメカの取り付けによる低重心化合わせて、振動そのものが生じにくい構造となっています。また、フット部にも金属製インシュレーターを採用、ファンレス構造にするなど、振動対策を徹底しています。

こういう物量を投入したUDP-205の音がデジタル/アナログでどの程度良く感じるのかは、試聴会で利いておきたいポイントですね。

100V対応トロイダルコア・トランス採用

ホームシアター 4K/HDR Panasonic DMP-UB900 Urtra HD Blu-ray OPPO UDP-203 UDP-205 ダブルレイヤー・レインフォースド・シャーシ・ストラクチャー レビュー 試聴会

DMP-UB900も日本仕様のものは電源にこだわっているといわれていますが、スイッチング電源を低ノイズ化したものだと思われます。個人的にはDMP-UB900単体だけではなくシステム全体を考えると、電源はトランスを使ったものの方が有利だと思いますし、タップ単位でスイッチング電源は極力排除したいと思っているので、この点はUDP-205に注目しています。

画像の一部は”https://www.oppodigital.jp/products/bd-player/udp-205/”より引用

試聴したらまたレビューを書こうと思っていますので、しばしお待ちください。

OPPO UDP-205をレビュー AVAC秋葉原本店で体験してきたよ!前編:オーディオプレーヤー編
オーディオプレーヤー並? 2017年7月2日(日)にAVAC秋葉原本店へ伺い、OPPO 「UDP-205」の試聴会に参加してまいりました。本当は当日の夜、日付が変わったくらいにこの記事を公開するつもりで試聴会に行きましたが、個人的に悩ましい...

Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました