2022/1/20不定期更新に変更します

蓄電池システム ELIIY POWER Power YIILE 3によるバッテリ駆動@3度目Nyans邸の訪問記(1)

B&W

200VでこそのLINNのシステム

以前からLINNの機器は200Vの入力が前提に設計されており、100Vだと本領を発揮できないと英語マニュアルには書かれているいう話をNyansさんから聞かされており、LINN KLIMAX SOLOのマニュアルを見るとこう書かれています。

ホームシアター ネットワークオーディオ B&W 802D3 LINN KLIMAX DSM/2 KLIMAX SOLO/d DELA N1ZHNAS QNAP HS-251+ 日本テレガートナー M12 GOLD SWITCH Roon Nucleus+ 家庭用可搬方逐電システム POWER YIILE 3 ニチコン ESS-P1S1 トランス式 AC/DCアダプタ YAMAHA PA-5B トップウィング ノイズフィルター ノイズキャンセラー アイソレーショントランス iFi-Audio iPower Active Noise Cancellation SONY BRAVIA KJ-75Z9D USBHDD IODATA AVHD-AUT3.0B AVグレード

Given adequate ventilation it will operate continuously in any music or AV system at any realistic power level. But with a low mains supply, maximum load and a signal generator on its input, the mains fuse will blow because 100 V and 115 V mains supplies cannot provide enough power to sustain continuous maximum output power.

※LINN Owners Manual(en)より引用

個人的には100Vで駆動していると思われるLINNのシステムの音しか聞いたことがなく、特にインターナショナルオーディオショウのLINNブースの印象は毎回宣伝が逆効果と感じるほどの味気ない音という印象でした。しかし、初めてNyans邸で聴かせていただいてLINNの音の印象はガラッと変わり、比べ物にならないくらい力強い音です。

そして今回はLINNの鬼門である100Vで動作する家庭用蓄電池(バッテリ)です。事前の記事では書きませんでしたがバッテリは1機種ではありません。2機種のバッテリと200V、そしてそれらをどう使いこなすかをたくさん実験しながら聞かせていただき、いろいろな比較をできたので、複数回に分けて書いていきたいと思います。

当日は、前回同様Harubaruさんと、MFPCで有名なMさん、そしてBさんがいらっしゃいました。いずれも某コミュニティでは有名な方々です。

ELIIY POWER Power YIILE 3(PPS-30)の仕様

ELIIY POWER Power YIILE 3(PPS-30)のスペックは以下の通りです。

寸法 W320×D585×H514(mm)※突起を含む
質量 52kg
蓄電池容量 2.5kWh(初期実効容量2.1kWh)
出力電圧および周波数 単相AC101V±3V(50Hz/60Hz)
定格出力 1.5kVA/1.4W
負荷力率 1
定格出力可能範囲 約90分 ※使い切りレベル「0」設定、万充電の場合(新品時)
入力電圧および周波数(AC) 単相AC100V±10V(50Hz/60Hz)※最大入力電流15A
太陽電池入力(DC)口数 1
充電時間 AC入力時:約4時間(工場出荷時)/約2時間(設定変更時)
切替時間 停止発生時瞬断時間:約0.004秒(工場出荷時)
使用環境 周囲温度:-10℃~40℃/湿度:5%~95%RH/使用場所:屋内
適合規格 蓄電システム:S-JET(JISC4412-1)、ECHONET-Lite AIF、VCCI ClassB ※太陽電池入力部を除く
蓄電池:TUV-S、UL1642、JISC8715-2、IEC62133
運転音 38dB以下
外部I/F 有線LAN
運転モード バックアップモード(工場出荷時)/ピークシフトモード、エネマネモード、PVモード(設定変更時)
保証 無償保証期間:3年(延長保証加入で最大10年 ※加入料無料、延長条件あり)
価格 1,100,000円前後

蓄電池容量は2.5kWh、定格出力はAC101V±3Vで、1.5kVAとなっています。オーディオ機器、特にA級アンプなどを使うと消費電力が高いので、我が家のマルチチャンネルパワーアンプDENON POA-A1HDのような大飯ぐらいでも使える出力と容量を備えています。

しかし52kgという重量は、POA-A1HDとほぼ同等の重量ということを考えると、我が家のシアタールームやオーディオルームに導入するには運搬のハードルが立ちはだかりますね。3階まで持ってあがるのは腰痛持ちには厳しい…。

価格はオープンで、いわゆる定価は100万円を超えるようですが、実売価格はもう少し安いでしょうか。

試聴環境

試聴環境はざっくりですが以下のとおりで、Roonを操作して聞かせていただきました。

ホームシアター ネットワークオーディオ B&W 802D3 LINN KLIMAX DSM/2 KLIMAX SOLO/d DELA N1ZHNAS QNAP HS-251+ 日本テレガートナー M12 GOLD SWITCH Roon Nucleus+ 家庭用可搬方逐電システム POWER YIILE 3 ニチコン ESS-P1S1 トランス式 AC/DCアダプタ YAMAHA PA-5B トップウィング ノイズフィルター ノイズキャンセラー アイソレーショントランス iFi-Audio iPower Active Noise Cancellation SONY BRAVIA KJ-75Z9D USBHDD IODATA AVHD-AUT3.0B AVグレード

  • フロントスピーカー:B&W 802D3(Pair)
  • プリアンプ兼ネットワークオーディオプレーヤー:LINN KLIMAX DSM/2
  • モノラルパワーアンプ:LINN KLIMAX SOLO/d× 2
  • NAS:DELA N1ZH
  • NAS:QNAP HS-251+
  • スイッチングハブ:日本テレガートナー M12 GOLD SWITCH
  • サーバー:Roon Nucleus+

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