一番興味深かったのは、セッティングアプローチの方向性の違いでした。
セッティングアプローチの方向性の違い
好みの曲を好みのボリュームで聴いていただくために、コントローラであるiPad miniとAVプリアンプMarantz AV8802Aのリモコンをお渡しして自由に聞いていただきましたが、私が普段聞く音量の10db~20db位大きな音まで音量を上げて、聴いていらしたので、普段も相当大きな音で楽しまれているのだと思います。
TakaさんやFさんとの会話を思い出すと、TakaさんもFさんも演奏者のステージの中でセッションを目の前で楽しまれるような感覚で、音が前面に飛び出してくるようなパワフルな音をベースに調整をされているようですが、私の環境では、スピーカーの後方に音場が広がるようなセッティングをしてあり、またアプローチもまずノイズを落とすことをベースに音作りを始める形なので、セッティングもアプローチの方法も間逆のようです。
TakaさんやFさんが演奏者やステージに近接したポジションを意識されるのに対して、私の音作りが、やはり映画を見るときの空間表現や、ゲームをするときのその世界に「居る」という感覚を持つための音作りになっているのだということを再認識させられました。
こういう考え方の違いというのは、目指す環境の違いなども含めて、ある意味その人の価値観や個性でもあるので、とても興味深いお話です。
その後二時間ほどの時間をネットワークオーディオの試聴に費やし、最後は少し4K&DolbyAtmosの映画の試聴や、ゲームの体験などをして、午前の部のオフ会を終了し、移動がてら食事を取ってからFさん邸へと向かいました。
午前の部を終えて
Takaさんは、私のシステムを聴いて「付帯音の少ない中高域の解像度の高い音」と表現されていましたが、Takaさんの好みとは方向性が全く違い、我が家の音では物足りないのかなぁとTakaさんの様子を見て思いました。
Takaさんの興味は、そのシステムの所有者がどういうアプローチでどういう音を目指し、どんなことに気をつけてセッティングをしていっているのか、という、音をセッティングしていく「作りこみ」の部分に興味をお持ちなのかなという印象を持ちました。
現在NASの購入を検討されているということでしたので、本日お話したことがTakaさんのセッティングの悩みを改善していくお役に立てば良いなぁと思いました。
午後の部は次の記事で。
Her-
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