納得のできる機種が出るまで
現状販売しているマルチチャンネルパワーアンプでPOA-A1HDの代わりをさせるにはMX-A5200の2台使いくらいしか思いつきません。MX-A5200にはブリッジ接続ができる機能があるので、フロントとサラウンドにはブリッジ接続を行うというのが妥協案です。
しかし、納得のいく機種が出るまで待つならば、常にバックアップとなる機種をおいておけばいいかと思い立ち、中古品のマルチチャンネルパワーアンプを探していました。当初はMX-A5000が安く出ていれば…と思って探しましたが、納得のいく価格では見つからなかったため、グレードを下げていくつかの候補がありました。
ROTEL RMB-1506(日本仕様)
ROTEL RMB-1506の100V仕様が逸品館から出ているため、これが最も新しくてリーズナブルなものです。
- 入出力端子(入力/出力): RCA×6系統、DV12V トリガー入出力端子× 1系統
- スピーカー出力端子: 6系統
- 定格出力(8Ω): 50W×6
- 入力感度: RCA(1.0V)
- その他の機能: 6ch独立ボリューム、自動 ON/OFF
- 電源: 100V / AC50-60Hz
- 最大消費電力: 450W
- 外形寸法: W431mm×H144mm×D449mm
- 質量: 約15.3Kg
6系統でも何とかなりますが、低格出力が50W(8Ω)というのは少々心許ない上に、残念ながらアンバランス入力しかありません。
ONKYO Integra DTA-7という古いモデルなら手ごろな価格で購入できそうでしたので、購入を検討しましたが、ちょっと古すぎました。そこで目に入ったのがMarantz MM8003です。中古相場は80,000円台後半~100,000円というところでしょうか。
MM8003はAVP-A1HD/POA-A1HDの少し前に発売されたセパレートAVアンプMarantz AV8803/MM8003のパワーアンプ部になります。ライバルであるPOA-A1HDに比べるとコンパクトですが、軽く物量の不足を感じたので、圧倒的な存在感のあるAVP-A1HD/POA-A1HDを購入しています。
Marantz MM8003の特長と仕様
まずMM8003の特長をMarantz公式HP(“https://www.marantz.jp”)の情報を抜粋引用して見てみましょう。
価格:266,667円(税別)
- ボクサー8 高音質電流帰還型8chパワーアンプ
- パワー部に高音質パーツを採用
- こだわりのヒートシンク
- 最短信号経路の設計
- 大型トロイダルトランス採用
- クラス最大級のカスタマイズドブロックケミコンを使用
- 8ch XLR プリ入力
- カスタムインストールに便利な機能
- ヒアリングを繰り返し、厳選された高音質パーツ
- 銅メッキシャーシ採用&金メッキ端子採用
- 般的なラックに収納しやすい奥行きを実現。(384mm突起部含む)
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