HONDA LiB-AID E500 for Musicとの比較
しかし、まだ手元に残っているHONDA LiB-AID E500 for Musicとはオーディオ専用電源工事後一度も比較したことがなく、少々思うところもあったので、非常に限定的な比較になりますが、ネットワークオーディオプレーヤーであるLUMIN X1の電源のみをHONDA LiB-AID E500 for Musicに切り替えて、視聴してみることにします。
X1に出水電器のオーディオ専用電源工事で設置したコンセント(100V)から電力を供給したときの音と比較するとHONDA LiB-AID E500 for Musicから電力を供給した場合、全体的に音がやや暴れ、雑味が感じられます。中央に定位するボーカルが濃くなる一方で、音の広がりに奥行き感が感じられなくなります。
結果として消費電力の低いプレーヤーのみをHONDA LiB-AID E500 for Musicで切り離したとき、音の微細な空間表現が損なわれる結果となり、好ましい結果にはなりませんでした。
オーディオ専用アースとの接続の影響
この音の変化について少し考えてみると、X1をHONDA LiB-AID E500 for Musicからの供給にした時点で、オーディオ専用アースとの接続がなくなるという点が大きな変化といえますね。我が家に限らず国内メーカーのオーディオ機器にはアース端子がついている機器は非常に少ないので、オーディオルームのシステムとしてはX1を経由して1点アースの形になっています。
LUMIN X1のアース接続~3芯電源ケーブルへの交換と…~
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アースが浮いたことによってノイズの逃げ道がなくなったことが、空間表現が悪化する要因の1つだった可能性が1つ考えられます。
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