ねじ込んでも、スパイクとカップの間には若干の隙間が残っています。下に力がかかった(床に置いた)時にはスパイクの先端部分のみで接触し、この構造は、上からの振動を逃がしながら床下からの振動をブロックするという画期的な“メカニックダイオード”方式を実に簡単に実現させることができます。
通常の分割構造のインシュレーターの場合には、スピーカースタンドやラック等のシステムを移動すると、受け皿はもとの位置に残ったまま。慎重にセッティングをしないと、床を傷つけてしまったり、スパイクが刺さってしまったりする危険があります。
この一体構造になっているT-PROPならば、システムを持ち上げた時にはスパイクがカップを持ち上げて同時に移動することが出来るため、安全で、スマートな振動対策が可能です。
スパイクのネジ径は10mm、8mm、6mm、4mm、3mmの5種類。スピーカースタンドやオーディオラック、またアンプやプレーヤー等のコンポーネントの脚代わりとしてもご利用頂けます。あなたのシステムに適合するサイズを選んで装着が可能です。
さらに、T-PROPのカップ内側の空洞には、インシュレーション溶液「AudioSpice(オーディオスパイス)」(別売)が注入出来ます。インシュレーション効果をさらに高めることが可能となります。
仕様一覧
型 式 | TP-1 M10 TP-1 M8 TP-1 M6 |
TP-3 M10 TP-3 M8 TP-3 M6 |
TP-4 M10 TP-4 M8 TP-4 M6 |
寸 法 (mm) |
カップ:φ30×H14.1 スパイク:φ10×H31.5(標準)/φ8×H31.5/φ6×H31.5 カップ+スパイク組合せ時の高さ:33.5 スパイクの高さ可変範囲:14 |
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材 質 | 真鍮 | ||
耐荷重 | 1個/15kg以内を推奨します |
型 式 | TP-1 M4 | TP-3 M4 | TP-4 M4 |
寸 法 (mm) |
カップ/φ30×H14.1 スパイク:φ4×H17.5(アダプター装着時:φ4×22.0) カップ+スパイク組合せ時の高さ:19.5 カップ+スパイク+アダプター組合せ時の高さ:24.0 スパイクの高さ可変範囲:4.5 |
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材 質 | 真鍮 | ||
耐荷重 | 1個/15kg以内を推奨します |
型 式 | TP-1 M3 | TP-3 M3 | TP-4 M3 |
寸 法 (mm) |
カップ/φ30×H14.1 スパイク:φ3×H17.5(アダプター装着時:φ3×20.0) カップ+スパイク組合せ時の高さ:19.5 カップ+スパイク+アダプター組合せ時の高さ:22.0 スパイクの高さ可変範囲:2.5 |
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材 質 | 真鍮 | ||
耐荷重 | 1個/15kg以内を推奨します |
以上がKRYNAのHPに記載されている仕様の一覧ですが、TAOC MS-3ラックに使われているスパイクの径は8mmと書かれているので、TP-4 M8なら使えそうに見えます。
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