高価な機器たちが故障のリスクに
2025年7月、関東にも記録的短時間大雨情報が発表され、ファイナルファンタジーXIVをプレイしていると、スマートフォンに大雨が降ると通知が入りました。夕方だったので洗濯物などは干していませんし、いつも通りゲームを続けていたのですが、雷の音が轟き、スマートフォンに目黒川の氾濫注意報の通知が来た後、突然プレイ中のゲームの画面が落ちました。
部屋の電灯には異常はなく、最初何が起こったのかわかりませんでしたが、シアターシステムのランプを確認してみると、テレビSONY BRAVIA KJ-75Z9DやPlaystation5はもちろんAVプリアンプMarantz AV8805Aやパワーアンプ DENON POA-A1HD、常時ランプが点灯しているはずのパワーコンディショナーPS Audio PowerPlay IPC-9000まで、シアターシステムの電源が全て落ちていました。
前述したとおり部屋の電気には異常がなく、シアタールームやオーディオ以外の電源は正常に供給されているようです。シアターシステムの供給元になっている出水電器オーディオ専用電源分電盤EO-01を見てみるとブレーカーのスイッチがON/OFF半々のような中途半端な位置になっていました。
落雷による過電流か何かでブレーカーが落ちたようです。
不安と冷や汗
落雷で怖いのはやはり高価な機器たちの故障です。主要な機器は単品でも100万円オーバーのものもあります。2つのシステムを合わせればメーカー小売価格で総額1000万円超ですから、一部でも故障していたら復元するのは困難です。
幸いオーディオシステムは利用頻度が低く、夏場は高温になるので、必要のない時は主要な機器はすべて電源を落としていました。利用中の機器よりリスクは多少低いかもしれませんが、それでもコンセントに接続されている以上故障が発生していてもおかしくありません。
動作確認
落雷の様子が落ち着いた後ブレーカーをONに戻しました。次々の機器のランプが点灯していきます。オーディオシステムの電源を順番にONにしていきます。
すでに電源がONになっていたスイッチングハブ メルコシンクレッツ DELA S100、ネットワークオーディオプレーヤーLUMIN X1、モノラルパワーアンプHypex Nilai500DIY 500W mono kit、NASのメルコシンクレッツ DELA N1A/3-H60B-J、それぞれ起動は問題なし。ネットワークオーディオによる音楽再生でも各スピーカーから異音もしませんし特に問題はないようです。
シアターシステムもAV8805A、POA-A1HD、KJ-75Z9D、Playstation5と利用中だった機器も問題なく使用頻度の低い、UHDBDプレーヤー Pioneer UDP-LX800、ゲーム機 SONY PlayStation3、レーコーダーやチューナーたちも起動しています。細かいチェックまではできていませんが、一通り機器たちは無事なようです。幸い中断したゲームもセーブデータなどには異常はないようでした。
サージプロテクター
体がビクッと飛び上がるほどの激しい落雷でしたが、出水電器オーディオ専用電源分電盤EO-01は落雷から機器を保護してくれたようです。根元は同じ電柱から電源供給されている家庭用の分電盤は特に落ちることもありませんでしたので、EO-01は過敏に反応したのかもしれませんが、機器が故障するよりは電源が落ちた方がマシです。
EO-01に関してはメンテナンスが必要になるかもしれませんが、総額1000万円超の機器たちに故障がなかったことは不幸中の幸いでした。
音が悪くなると敬遠する方も多いですが、雷サージ機能を持つアイテムを導入するなどシステムを守る行動をとるようにした方がいいかもしれませんね。私はテレビが壊れた経験からアンテナ線にサージプロテクターを導入したことがあります。皆様も雷の音が聞こえたら面倒ですが、高価な機器はコンセントから切り離すがよいでしょう。

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