電圧の計測結果
下の図は新設のオーディオルームの一般コンセント(赤)、EO-01のコンセント(水色)の日曜日から土曜日の間1時間ごとにデータを取得した電圧の値を並べたものです。
両者の間に電圧の上下については相関関係が見られますが、オーディオルームの一般コンセント(赤)の方が明らかに電圧が低いのがわかります。シアタールームのEO-01のコンセントはオーディオルームの一般コンセントの電圧を下回るシーンはほとんどなく、非常に安定しています。
平均、最低と最高の値の比較~電圧~
各コンセントの電圧を1週間の平均を算出と、最低と最高の値を抽出してみると以下の通りです。
\ | 電圧(平均) | 電圧(最低) | 電圧(最高) |
---|---|---|---|
黒相(オーディオルーム一般コンセント):赤色 | 102.06V | 100.6V | 103.4V |
黒相(EO-01):水色 | 102.36V | 101.2V | 103.9V |
最低電圧、最高電圧の値を見てもシアタールームのEO-01のコンセントは、電圧が低下することもなく、平均電圧も高く安定していることがよくわかります。前回比較した時はEO-01の電圧が急激に下がるシーンが見られ、外的要因なのか家の中の問題なのか判別するのが難しい測定結果に困惑しましたが、同時計測をしてみると明らかにEO-01の方が安定しているのがわかりますね。
オーディオルームの一般コンセントは、部屋の他のコンセントや部屋の電灯と供給元である子ブレーカー(安全ブレーカー)を共有しているため、特に日中帯はテレワークなどによって部屋で使用される電気製品の影響を受けて電圧が低下しやすい環境であるこ。そして、他の部屋の電力使用の影響も受けている可能性もあり、シアタールームの電圧の変動よりも大きく低下しているものと推測されます。
シアタールームのEO-01のコンセントもレコーダーなどのスタンバイしている機器が常時電力は使っており、休日や夜間はゲームや動画視聴などで使用しているので、パワーアンプやテレビなどの消費電力の大きい機器も稼働しています。
ほとんど一般コンセントが使用されていない夜間帯でも、シアタールームの電圧が高いのは、幹線分岐をして供給しているEO-01の方が他の部屋や機器の使用による電圧変動の影響を受けにくいということかもしれません。
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