オーディオルームで試す
先日届いたノイズフィルタGreenwave Dirty Electricity Filterですが、一般的な壁コンセントでも数値上は優れたノイズフィルタ効果を生むことがわかってきました。その効果は直列でも並列でも確認することができました。

空きコンセントをふさがずに使うことができる直列による使い方と、従来の接続に影響を与えずに並列による使い方、いずれの使い方もできるとわかり、使い方については選択肢の幅が大きく広がります。例えば、パソコンなどは直列で使用した方がいいでしょうし、オーディオに関しては音への影響次第で、離れた場所やノイズ源となるものの場所で使うというのもありでしょう。
そこでオーディオルームでDirty Electricity Filterをいろいろな場所に接続して、Greenwave Broadband EMI Meterでノイズを数値として観察しつつ、以下の環境でその時の音を確認してみることにします。
試聴システム
試聴システムは以下のとおりです。
- スピーカー:Sonus faber Chameleon T
- プリメインアンプ:DENON PMA-SX1
- ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1 -Black model-
- NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
電源はPMA-SX1とX1はNSIT-200Qから取り、DELAは別の電源タップAcoustic Revive YTP-6R(FM)から取っています。
試聴曲
試聴した曲はDavid Garrett – 愛と狂気のヴァイオリニスト(初回限定盤)をリッピングした音源を中心に、ハイレゾ音源などいろいろ聞いてみました。
東側壁コンセント
プリメインアンプやネットワークオーディオプレーヤーなどのオーディオ機器へ電源供給を行っているアイソレーション・トランス中村製作所 NSIT-200Qがありますが、そのNSIT-200Qに電力を供給している東側壁コンセント(FURUTECH FP-15A(R)N1+102-D+Chikuma 75CP-712)からテストしてみます。
まずは、壁コンセントに接続されているアイソレーション・トランス 中村製作所 NSIT-200Qと電源コンディショナーAcoustic Revive RPC-1を外して、Broadband EMI Meterを使って、Dirty Electricity Filterの有無でノイズの値が変化するかを見てみます。
Broadband EMI Meterの上の数値126mvがDirty Electricity Filterをコンセントに挿した状態、下の数値254mvが外した状態です。Dirty Electricity Filterを使うことで、ただでさえ少ないノイズ量が半分以下に減少しました。
ちなみにDirty Electricity Filterのサービスコンセントに接続して計測しても数値はほとんど変わりません。
NSIT-200Q
次にNSIT-200Qを壁コンセントに接続しなおして、Dirty Electricity Filterの有無でNSIT-200Qのコンセントのノイズ量が変化するかを見てみます。
Broadband EMI Meterでチェックしてみましょう。
Broadband EMI Meterの上の数値69mvがDirty Electricity Filterをコンセントに挿した状態、下の数値127mvが外した状態です。Dirty Electricity Filterを使うことで、ノイズ量が半分に減少しました。Broadband EMI Meterのスピーカーからは127vでもわずかに唸るだけでしたが、69mvともなるとほとんど音は聞こえません。
アイソレーション・トランスと言えど、接続元の壁コンセントから流入するノイズの影響を完全に切り離すことができないことがよくわかります。アイソレーション・トランスを入れたからそれでおしまいというわけにはいかず、アイソレーション・トランスへ供給する電源品質を高めることが大切というのは変わりありませんね。
差異はわずか
Dirty Electricity Filterを使う前と音を比較してみても、使う前の状態ですでにノイズ量が少ないこともあり、音の差異はわずかに音の芯が強くなるような印象を受けますが、ほとんど聞き分けられません。
Dirty Electricity FilterにNSIT-200Qを直接接続
Dirty Electricity Filterは直列に使っても並列に使っても、同じコンセントであればノイズの減衰量にはほとんど差がありません。そこでこれまで並列に使っていたDirty Electricity Filterに直接NSIT-200Qを接続してみることにします。
この時のノイズの値はもちろんDirty Electricity Filterを並列接続した時と差はありません。
プラグの影響か?
並列時にはわずかに芯が強くなったように感じた音が、直接接続にすると音に粗さが目立ち暴れている印象を受けます。ノイズが減ったことよりも、Dirty Electricity Filterを通すことで接点の変化やDirty Electricity Filter自身の筐体などの影響を受けるのでしょうか。
オーディオグレードの壁コンセントや電源タップを使っているのであれば、Dirty Electricity Filterを直列では使わずに、並列で使った方がよさそうな印象を受けます。
西側壁コンセント
オーディオルームには主要なアンプ類とデジタル機器との干渉を小さくするために、西側の壁コンセントからNASや光メディアコンバータなどへ電力を供給しています。この西側の壁コンセントにDirty Electricity Filterを並列で繋いで、Broadband EMI Meterの値を確認してみることにします。
この日は休日の昼間でまだ暑い日でしたが、電源事情があまりよくなかったようで、Dirty Electricity Filterを接続する前は、519mvを計測していたものが、Dirty Electricity Filterを接続した後は139mvとなりました。
スッと静かに
この時に音の確認をしてみると、ノイズの影響はそれなりに大きいようで、立ち上がりからスッと静かになっていることが分かります。音が出始めると音の密度が増したように濃く、音の粗さがなくなり、滑らかにかつS/N比の高い音になっていることが分かります。
この後、NASの電源ケーブルと電源タップの間に直列で入れたり、光メディアコンバータに電力を供給しているACアダプタと電源タップの間に直列で入れたりしてみましたが、いずれも壁コンセントに並列に使うときと比べると効果が限定的でした。
直列より並列が好ましい
我が家の環境に置いては、Dirty Electricity Filterを接続する際には直列による接続では、プラグの影響を受けてか、ノイズ低減によるメリットをデメリットが上回ることがあり、音が粗くなるデメリットが目立ちます。オーディオグレード壁コンセントを使っている場合は、並列で使う方が良好な効果を感じられました。
これは家庭ごとの電源環境次第の所もあるので、デメリット以上メリットが出る場合もあると思いますが、並列で使ってもノイズ低減効果は同等であることから、我が家では並列で使う方が望ましいという結果になりました。
いろいろ試しました結果、購入した内の1つはオーディオルームの西側壁コンセントに並列で使うことにしましたが、壁コンセントの間が狭く、オーディオ用の電源ケーブルと干渉してしまって、挿し込みが甘くなってしまいます。
今後壁コンセントの交換は検討しなくてはいけませんが、先日購入したEau Rouge 3連のコンセントベース&プレート SG-3BPを使うことにします。

Dirty Electricity Filterは残り1つですが、次はシアタールームでも試してみて、接続位置を決める予定です。

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