2024/10/19不定期ですが更新を再開します

シアタールームの壁コンセントは何にしよう?(3)FURUTECH FPX(G)をオーディオルームに設置してテスト

FURUTECH

試聴システム

試聴システムは以下のとおりです。

ホームシアター オーディオ 壁コンセント FPX(G) FPX(R) FPX(Cu) PS Audio POWERPORT ベース GTX Wall Plate Acoustic Revive CB-1DB カバー プレート 105.1 NCF 105-D NCF 106-D NCF 104-D 102-D

  • スピーカー:DALI Helicon 800
  • プリメインアンプ:DENON PMA-SX1
  • ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1 -Black model-
  • NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター評価機

電源はPMA-SX1X1はアイソレーション・トランス中村製作所 NSIT-200Qから取り、DELAは別の電源タップAcoustic Revive RTP-4 absoluteから取っています。

比較しなければ十分なクオリティ

S/N比の十分に高く、空間表現も左右と奥行きに適度に広がりを見せて、音場は広く感じられますね。音には艶があるが華やかすぎず、音の輪郭がエッジは鋭すぎず柔らかく耳あたりはいいです。基音は程よい輪郭を保ち、音像はしっかりしていて、広がる余韻は柔らかく音数も多いので、非常に効きやすい印象を受けます。

誇張される印象はなくとがったところがなくコンサバティブですが、出てくる音に不満を感じないバランスが良いのが優等生な印象を抱かせます。

上位モデルとの差は感じる

ついつい上位のNCFタイプのコンセントに耳が慣れているので、物足りないと思うところもやはりあり、NCFを使っているときの黒く沈む漆黒のような静けさが感じられません。

それと合わせて、音の芯はしっかりあるのですが鋭さがなく、空気を動かすような重さがありません。基音の輪郭がクッキリとはしていないので、基音と余韻の音離れがややあいまいに感じ、音場も横へは広がりますが奥行きがやや浅く、メッキの違いもあるだろうでしょうが、ピアノ、バイオリンの高音も高いところまで伸びていく感じはなく、空間も透き通るような上へ上へと延びる高さがないので音場の展開が広いけど深さ高さが物足りません。

突出するような特徴はありませんが、全体的にバランスの良い優等生な音でそつなくこなします。FPXシリーズが他社製の電源タップなどに使われる実力にももうなずけますし、ハイエンドモデルに対して実質的な価格が1/3程度ということを考えると、コストパフォーマンスはとても良いですね。

さて時間のある時にオーディオルームのコンセントを、元の構成に戻してGTX Wall PlateFPX(G)をシアタールームへもっていくことにしましょう。

Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました