変更前のAudioQuest NRG-5の使用状況は以下のとおりです。
AudioQuest NRG-5の使用状況
- 1.8m:Panasonic DMP-UB900
- 0.9m:Marantz AV8802A
- 0.9m:DENON POA-A1HD
- 0.9m:Marantz NA-11S1
- 0.9m:Allied-telesis CentreCOM GS908XL
いろいろ長さの都合で、1本なぜかスイッチングハブAllied-telesis CentreCOM GS908XLに使っていまして…。これはもったいないだろうと思って、今回AudioQuest NRG-X3(0.9m)を購入して玉突き交換しようと考えたわけです。
ちなみにAudioQuest NRG-1.5(0.9m)は、今は確かSONY Playstation3とPanasonic DMR-BW970に使っているはずです。(最近忙しくてケーブルの構成図更新サボってるな…。)
DVD-A1XVAの電源ケーブルをAudioQuest NRG-X3からAudioQuest NRG-5に変更する前後を比較試聴してAudioQuest NRG-X3の相対的な実力を聞いてみたいと思います。
前回同様、試聴するのはDVD-Audioディスクです。
試聴曲
試聴に使う曲はDVD-Audioの以下の曲です。
「Diana Krall – When I Look In Your Eyes」から「Let’s Fall In Love」
普段からハイレゾ96KHz/24bitのFLACファイルで再生している曲なので、プレーヤーやケーブルの変更によって生じる差は感じ取りやすいはずです。違いが把握しやすいようにDVD-Audioの再生もステレオで試聴します。
標準電源ケーブルをAudioQuest NRG-X3に交換した再の印象は、音全体から清涼感を感じます。透明感があり空間に音が広がっていく印象で、特に高音側の改善が見られるという結果でした。
そのAudioQuest NRG-X3と比べると、背景のざわつきが感じられず一段とクリアで、埋もれていたシンバルの音が姿を表し、ピアノの高音は艶の上に繊細なタッチが感じ取れ、ベースの芯がしっかりしていて音楽全体に安定感があり、音の展開がスピーカーの裏に展開して音場が拡がっています。
何よりボーカルの存在感が全然違い、ボーカルから漏れる息遣いが感じられます。ネットワークオーディオと比べると、クリアネスは分が悪いですが、音が柔らかくて聞き心地がいいという印象を持ちました。
価格差5~6倍という差を考えれば、AudioQuest NRG-X3も十分検討はしていると思いますが、やっぱり単線の電源ケーブルが好きだなぁというのが私の個人的な印象です。
DVD-A1XVAはDENON DVD-A1UDを導入した際に音を比較した印象は今も覚えていて、DVD-A1UDは解像度が高く音場が広い印象で、DVD-A1XVAは解像度は敵わないものの音調に温かみがある音、という記憶があり、これがトレンドの違いなのかなぁと思ったことを覚えています。今回改めて聞いてみても同じ印象を持ったのは自分としては少し面白かった。
あ、AudioQuest NRG-X3にフェライトコアでもつけてみれば面白かったかな…と思いましたが、また気が向いたら遊んでみることにしましょう。
しかし、RCAケーブル6本の調達は目処が立たないなぁ…。
Her-
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