交換してみた結果こんな感じの印象でした。
各ケーブルによる音の傾向
基準となるのはAudioQuest Jaguarによるバランス接続です。この音に対してどう変化するかを聞いていきます。
光デジタル接続:AudioQuest Optlink-3(1.0m)
音が出ると同時になぜかボーカルの定位がいつもより頭一つ分ほど上にあるのに気づきました。音調は明るく、音が几帳面でキビキビしたスピード感があり、リズミカルに聞こえてリズムに合わせて体が自然と動きます。バランス接続と比較するとやや音が軽いですが、演奏するタッチは細やかです。
同軸デジタル接続: AudioQuest HalkEye(0.5m)
光デジタル接続ほどではありませんが、こちらもバランス接続よりわずかにボーカルの定位が高く感じます。背景の静かさはバランス接続、光デジタルに比べて一歩上で高音域に艶があり華やか、低音は力強く、音数が多いというのが素直な感想です。
バランス接続: AudioQuest Jaguar(1.0m)
Jaguarに戻して聞いてみると、S/N比では同軸デジタルや光デジタルに及びませんが、音が柔らかで温かく、中域の厚みがあり音に色気があります。私がNA-11S1を購入した時の決定打になった音そのものです。
傾向などについて
デジタル接続にするとS/N比が上がり、音のタッチが繊細で明瞭な音調になるので、これがD/Aコンバータ「AK4490」の特徴なのかなという気がします。また光と同軸でもやや特徴が分かれ、光が几帳面なのに対して、同軸は華やかで力強い印象です。
私の好みとしては、光デジタルの音は優等生すぎるので、不採用となりました。聞きなれたバランス接続の色気のある音は好みですが、同軸デジタルの艶と力強さ、音数の多さは聞きなれた曲が新鮮に聞こえる魅力があってどちらにするか迷うところです。
しばらく同軸デジタル接続のAudioQuest HalkEyeで聞きこんでから決めたいと思います。でも同軸デジタルにするとバランスの空きポートをまたふさがないといけなんだよなぁ。
Her-
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