Entry Siの主な特長
Entry Siの特長と仕様を今井商事のALR JORDANのHP(“http://www.imaico.co.jp”)から引用してみましょう。
新開発ドーム型ツィーターを搭載し、高域特性を向上
ドーム振動板にポリエステル繊維の新素材を採用すると同時に、ドーム形状も変更を行い、20kHz超での特性を向上。周波数特性では、23kHzから28kHz(0、-3dB)と、そのレンジを大幅に拡大しました。またドームは従来どおり表面コーティングを行っていますが、新たにレーザーで開口処理を実施。ドーム内のベンチレーション効果をもたらし、放熱と振動板のスムーズな動作を実現しています。さらに、フロントプレート部はディスパーションの最適化を図った新設計に変更するなど、細部まで徹底した改善を行っています。
NOTE 9の高技術が活きる高音質クロスオーバーを新搭載
Entryシリーズは、従来もオートトランスを用いた高品位クロスオーバーを特長としていましたが、最新のEntry SiはTタイプ抵抗で構成したパッシブタイプへと変更されました。この方式は電気的共振を最小化にすることが可能ですが、その実際の設計はたいへん難しいものとされていました。Entry Siでは、NOTE 9開発時に導入され絶大な威力を発揮した最新シミュレーターを活用し、まさにクラスの限界をはるかに超えた高品位を可能にしています。
バランスを維持しながらパフォーマンスをアップ
世界的な定評を獲得している、大型25mmボイスコイルで駆動する11.5cm型のアルミ・メタルコーン、リアルウッドの高品位なエンクロージャー・フィニッシュとサイズを継承。実物を見れば驚くほどコンパクトなサイズに変更はありません。放送局などでも広く使われている現状、マルチチャンネル化のための買い増しをされるオーディオファイルのために、サウンドバランスは可能な限りEntryシリーズに近付けています。
Entry Siの仕様
仕様は以下の通りです。
形式 | 2ウエイ・2スピーカー、バスレフ型 |
使用ユニット | ウーファー:11.5cmメタル・コーン型 ツィーター:25mmソフト・ドーム型 |
周波数特性 | 60Hz~28kHz |
インピーダンス | 8Ω |
推奨アンプ出力 | 25W~150W |
外形寸法 | 130(幅)×215(高)×190(奥行)mm |
重量 | 2.7kg |
かなり小さめのスピーカーで、横幅はCDケースよりわずかに大きいくらいのサイズですね。ウーファーのサイズが小さいので、周波数特性は下限が60Hzとあまり低音の出は期待できませんが、高音は28kHzまでとHelicon800の27KHzよりもスペック上はわずかに上です。
スピーカーの状態
実際のスピーカーの状態をチェックしておきましょう。
外見上メッシュにほつれなどもなくフルさを感じさせません。
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