TIASの記憶に誘われてALR JORDAN Entry Siの購入

スピーカーを買うなんて何年ぶりだろう？

先日、何かいいスピーカーないかなぁと商品を眺めていたところ、ずいぶん昔に東京インターナショナルオーディオショウで珍しくいい印象を受けたスピーカーによく似た機種を見つけました。

10年以上前、当時そのスピーカーを東京国際フォーラムで聴いたときは、そのサイズに似合わない広い音場で、確認するまで別のスピーカーが鳴っているものだと思ったものです。

直観か、気まぐれかデスクトップオーディオを作ろうと、ずっとしまい込んであった富士通テン Eclipse TD307WHを引っ張り出してきて、一体型プリメインアンプを2台DENON DRA-100とMaratnz M-CR611をお借りして...

その機種の名前さえ覚えていないので、全く同じものかどうかはわかりませんが、価格的にもお得感があったので試してみたくなったのです。

発売は10年以上前のモデルですが、元箱や付属品などもあり、スピーカー自体にも目立った傷のない綺麗な状態だったので、昔の記憶に誘われて何となく購入してしまったのです。

ALR JORDAN – Entry Si

購入したのはALR JORDAN Entry Siという小型のブックシェルフ型スピーカーで、今回はオークション経由で入手しました。

ALR/JORDAN エー・エル・アール/ジョーダン Entry Si/1ペアブックシェルフスピーカー

私が自分自身のために単品コンポーネントとしてのスピーカーを買うのは本当に久しぶりで、この12年DALI Helicon800一筋で、おそらく2011年6月にオークションでジャンク品として購入した富士通テン Eclipse TD307WH以来ですから、かれこれ7年振りだと思います。

ジャンク品の理由は、このスピーカーもスタンド部分のネジが緩んでガタガタという理由で、スピーカー自体には問題なく、届いてからネジを締めなおしたらあっさりと直ってしまい、何の問題もなかったといういわゆる当たりでした。振り返ってみるとオークションではずれを引いたことってほとんどない気がします。新品の初期不良は良く引きますが…。

そんな話しはさておき、Entry Siの特徴などを見ておきましょう。