RLT-1をスイッチングハブに接続
スイッチングハブはPLANEX FX-08miniです、カニの足のような形で両端に4ポートずつあるスイッチングハブなので、今回は片側に機器を寄せて、4ポートに左から以下のように接続します。
- Marantz NA-11S1
- ACOUSTIC REVIVE RLT-1
- IODATA RockDisk for audio
- QNAP TS-119
そして、反対側の空きポートに、光メディアコンバータを接続します。主要なプレーヤーとNASの間にRLT-1を挟むことで両者への効果を最大限に発揮することを狙った配線です。
試聴した感想
音の芯の部分が存在感を増し、貫通力の高い低音が体に伝わってきます。その上で残響音が良く拡がり、接続する前には聞こえていなかったわずかな残響音がフワッと現れます。
…が期待したほどの効果は感じられません。
元々このスイッチングハブには電磁波吸収シートや、制振シートを貼り付け、空きポートにはコネクタキャップに同様の対策をしたものを装着しカスタマイズ済みなので効果が薄いのかもしれません。購入前はこの位置に設置するのが一番効果が大きいのではないかと想定していましたが、やや期待はずれでした。
いったんRLT-1ははずして、次の試聴箇所へ移ります。
RLT-1をAVプリアンプに接続
現在使っているAVプリアンプはMarantz AV8802Aで、ネットワークからのノイズの影響を避けるためLANポートにLANケーブルを接続せずにコネクタキャップに電磁波吸収シートと制振シートを貼り付けたキャップで覆ってあります。このキャップを取り外して、RLT-1を接続してみます。
ネットワークオーディオで試聴した感想
Marantz NA-11S1とIODATA RockDisk for audioの組み合わせで音楽を聴いてみます。
音場というか空間が前後左右に大きく広がり、楽器の定位位置はスピーカーの裏側に展開しているのに、溢れた音が前に出てくるように感じられる印象で、エネルギッシュだが押し付けがましい印象はないのは、音の立ち上がり、引きが早いからだろうか。
女性ボーカル(Diana KrallやNorah Jones)の声がしっとりまったり聞こえ、Boyz II Menのコーラスの複雑な音の絡み合いは、それぞれの声が明瞭に聞こえ、場を包むように音が重なって心地よいです。
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