以前からトランスの電源ケーブルを変えることで本当に音が変わったりするのだろうか?と疑念の目を向け、あまり重要視してきませんでしたが、NASに使っているエーワイ電子のアナログ電源には一応AudioQuest NRG-X3を使っています。
それと同様に今回、試しにこのOYAIDE PA-23 ZX(1.3m)をRBR-1に標準のケーブルの代わりに試してみることにします。
接続と試聴
PA-23 ZXは硬いので取り回しはやや面倒ですが、1.3mあるので少しもて余したもののうまく接続できました。
OYAIDE PA-23 ZXは導体にはPCOCC-A、電極部にリン青銅に銀+パラジウムのメッキが施されていて、バフ研磨による平滑処理がされたプラグになっています。ケーブルは全体的に硬いので、この硬さが音にどう出るのか、また個人的にはパラジウムメッキはキラキラした音になる印象を持っていますが、実際に接続して以下のネットワークオーディオ環境で試聴してみることにしました。
試聴環境
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- NAS:IODATA RockDisk for audio ※独自カスタム品
- スイッチングハブ:PLANEX FX-08mini ※ACOUSTIC REVIVE Custom
- 光メディアコンバータ:SANWASUPPLY LAN-EC202C
IODATA RockDisk for audioはエーワイ電子のアナログ電源、FX-08miniとLAN-EC202CはRBR-1で駆動し、仮想アースとしてKOJO TECHNOLOGY ForcebarEPが接続されています。
試聴曲
試聴曲はいつものとおり、以下のような曲を聴いてきます。
image ※FLAC 44.1kHz/16bit
Boyz II Men – Evolution ※FLAC 44.1kHz/16bit
Diana Krall – When I Look in Your Eyes ※FLAC 96kHz/24bit
感想
やや高音に透明感を感じることに驚きます。場に涼しげな空気感が漂い、音が少し広がったように感じ、低音のダンピング感が出て来て楽しいんですが、わずかですがシヤリシヤリした高音が耳につきます。事前に持っていたプラグのイメージが音に出ていて少し驚きました。
パラジウムメッキの影響なのか、ケーブル自身の硬さが影響しているのか、はっきりとはわかりませんが、シャリシャリした高音は、好みではないので別のケーブルに交換することを考えます。
そんなに高いケーブルを使うつもりはありませんが、あまり強い個性のない中庸なものがいいなぁ、どのケーブルにしようかな…。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント