PC-TripleCを新たに採用
世界初のオーディオ専用導体として開発された鍛造製法による夢の新導体PC-TripleC。
ACOUSTIC REVIVEは今後、全てのケーブルにこのPC-TripleCを採用します。
PC-TripleCは原材料にミクロン単位の不純物を完全に取り除いた特殊なOFC(無酸素銅)を使用し、日本の匠技である鍛造製法によって結晶粒界の方向性を電気の流れる方向へ整えるという画期的な技術です。
また単結晶素材であるPCOCCでも避けられなかった内部空礫も鍛造によって無くなり、導体密度は極限まで向上しております。
音質もこれまで体験したことのない高密度でFレンジ、Dレンジ共に超ワイドレンジで、自然で滑らかな音色と質感表現、エネルギッシュで躍動感に溢れるなど、全ての項目で別次元のクオリティに到達しております。
※PC-TripleCは特許第5871985の音響用導体です。
絶縁材にテフロンを採用
ケーブルの絶縁材は導体以上に伝送特性に影響します。絶縁材の性能は比誘電率で決まります。 比誘電率とは電気の流れを妨げる力を表す値で、この値が小さくなるほど電気の流れを妨げる力が弱まり、伝送スピードが向上すことになります。
一般的なLANケーブルは絶縁材にPVC(塩ビ)やPE(ポリエチレン)などを採用していますが、ACOUSTIC REVIVEではテフロン(フッ素樹脂)を絶縁材に採用しています。比誘電率はPVCで5.6、PEで2.4という値になりますが、テフロンは2.1となり圧倒的な伝送スピードを実現します。
シールドやシースにも音質的、伝送特性的に有利なものを採用
一般的なLANケーブルではシールドにアルミ箔、シースにはPVC(塩ビ)を採用したものが殆どです。アルミ箔は高周波ノイズの飛び込みには強いもののオーディオ帯域である比較的低い周波数帯のノイズには弱い面があり、音質的な癖が乗りやすい欠点があります。
また、シースに塩ビを採用した場合、比誘電率の悪さから伝送スピードが落ちてしまうばかりでなく、帯電率が悪いため静電気の発生により伝送特性や音質を劣化させてしまいます。
ACOUSTIC REVIVEではシールドに銅箔を採用し、オーディオ帯域に影響のあるノイズの飛び込みを防止して癖のない音質を実現します。更にシースには比誘電率に優れたトルマリン含浸のPE(ポリエチレン)を採用し、高い伝送スピードを確保しながら帯電防止効果も実現します。
LAN-1.0PA Triple-Cとの仕様の差
ACOUSTIC REVIVEへ、この製品R-AL1について質問をしてみたところ、Rock oN Companyで独占販売のような形で販売されていて一般流通していなかったそうですが、いろいろ大人の事情があって一般販売網にも展開していくことになったそうです。この話を聞いて私が知らなかったのにも納得できました。
R-AL1の基本的な素材の構成は上位モデルLAN-1.0 Triple-Cと同じ材料を使っているそうで、その違いはシースに使っているカーボンチューブとコネクタだそうです。
LAN-1.0 Triple-CはCSFチューブ(カーボンを糸の製造限界まで練り込んだメッシュチューブ)を被せ、コネクタにテレガードナー社の強固なコネクタを使っていますが、R-AL1はパンドウィット製のコネクタになっています。違いはこれだけなので、とてもお買い得かもしれませんね。
これは個人的な印象ですが、前モデルのLAN-1.0PAとは価格帯も同等で、導体をPCOCC-AからPC-Triple-Cにへ変更し、プラグを別のものに交換したもののような印象を受けました。つまり実質的な後継品はこちらでR-AL1とLAN-1.0PAの比較をすれば、PCOCC-AとPC-Triple-Cの実質的な比較ができるのではないかということです。
基本的にはLAN-1.0PAの音質が気に入っているので、ひょっとしたらPCOCC-Aの方が好みに近い可能性がありますが、このケーブルもぜひ聞いて、PC-Triple-Cの傾向などをつかんでおきたいという気持ちになります。
そしてさらにテレガードナー社の強固なコネクタとCSFチューブを使った上位モデルとの差も確認してみたいところですね。
というわけで、次はLAN-1.0 Triple-Cについても仕様を確認します。
R-AL1をお借りすることができたのでレビューしてみました。
Her-
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