長期間のモニタリングで何か見えないか?
2021年2月の終わりに出水電器によるオーディオ専用電源工事を施工いただいて、オーディオ専用分電盤EO-01経由のコンセントと一般家庭用分電盤から給電されている普通のコンセントを、クリーン電源PS Audio Power Plant Premierを簡易測定器として、電圧を比較してみましたが、基本的には電圧は102Vと差異がありませんでした。
また、家庭用分電盤から供給されているコンセントとオーディオ専用電源から供給されているコンセントは両社ともに歪み率も2.1~2.4%THDと優位といえるほどの差はありませんでした。
出水電器オーディオ専用電源工事(7)電圧/歪み率(%THD)の測定:オーディオルーム編
歪み率をは改善するのか? 2021年2月の終わりに約10年ぶりのオーディオ向けの電源工事を行った過程について綴ってきました。在来工法の一軒家に後付けで工事をする際のネックになる部分があり、二部屋分の電源工事をまとめてやることで発生したイレギ...
このことから東京電力から供給されている電力自体の波形が乱れていると推測されますので、元が歪んでいるものを電源工事で補正できるわけではないですから仕方ありませんが、こうした計測には表れないのが不思議なほど音の変化は大きく、非常にメリハリの利いた音が出てくるようになります。
もう少し長い期間にわたって電源環境の変化を観察することができれば、一般家庭用分電盤経由とオーディオ専用分電盤EO-01経由との間で優位な差異をみることができるのではないかと思い、いい方法がないか思案していました。
コメント