光ファイバー接続
前回は、通常のLANケーブルによる接続によって、LUMIN X1とSOtM sNH-10Gの組み合わせを視聴し、上流のCisco製スイッチングハブSG100-16-JP V2と直接接続するより、音質的な向上を感じ取ることはできましたが、一方で上流から流れ込む電気的ノイズの影響を受けており、それまでマスキングされていたノイズの影響が表面に出できて、音に悪影響を与えていることがわかりました。
音質は向上したものの、今までマスキングされていたノイズの影響も音に出てきてしまい、sNH-10Gを持ってしても完全に上流のLAN上のノイズを取り去るのは難しいようですが、sNH-10Gはそのノイズの影響を遮断するユニークかつ効果的な機能を有しています。
今回は他のスイッチングハブにはないSFP端子を使った光ファイバー接続によって、その上流ノイズの影響を排した場合の音質について確認してみます。
光メディアコンバータで上流を隔離する
造りの良いスイッチングハブはノイズフィルタを搭載していて、機器の誤動作が起きないようにノイズを除去してはいますが、100%カットできるわけではありません。オーディオグレードのLANノイズフィルタも同様であり、オーディオ機器に及ぼす影響は少なからずあります。それを光メディアコンバータを使って隔離してみましょう。
SOtM sNH-10Gで光LAN通信をすぐに体験しようキャンペーン
今回は、sNH-10Gを購入した際にキャンペーン「SOtM sNH-10Gで光LAN通信をすぐに体験しようキャンペーン」中にプレゼントされていたものと同じTP-LINK MC220Lという型番のSFP端子が搭載されたメディアコンバータを同時にお借りできたのでそちらを使います。
このままでは光ファイバーケーブルを接続することはできないので、TP-LINK TL-SM311LSというLCコネクタ用のMiniGBICモジュールを接続して使います。
余談ですが、光ファイバーを使う業務用の機器は一般的に高価でしたので、最近はこういう機器がかなり低価格で入手できるようになったことに驚きますね。
コメント