DMP-UB900の音質への不満
以前、Panasonic DMP-UB900のレビューをした際に、音質がやや腰高で物足りないという感想を書きました。
SOUNDMAGIC STB-1を使って改善を試みましたが、逆効果になってしまいしばらくそのまま使っていました。
DMP-UB900の接続状況
DMP-UB900は映像と音声分離出力が可能です。そのため2本のHDMIケーブルを使って、各機器と接続しています。
- 映像ケーブル:AIM PAVA-R01(1.0m)→SONY BRAVIA KJ-75X9400C
- 音声ケーブル:WireWorld PSH(1.0m)→Marantz AV8802A
- 電源ケーブル:AudioQuest NRG-5(1.8m)→CHIKUMA Complete-4 II
LANケーブルなどは普段接続しておらず、アップデートなどが必要な時に接続するようにしてLANからのノイズから遠ざけています。HDMIケーブルについては、映像用も音声用もフラット型、いわゆるきしめん型を使っています。
HDMIケーブルの形状による傾向について
私も過去何本もHDMIケーブルは試してきましたが、大きく分けてHDMIケーブルには「フラット型」、いわゆるきしめん型と「丸形」、つまり普通のケーブルの2種類があります。
フラット型のケーブルを初めてみたのはWIREWORLDのケーブルでしたが、レビューなどを見てもフラット型のケーブルの方が画質が良いと評価が多く、私もそう実感しています。丸形のケーブルはどうも映像のフォーカスが甘くがぼやっとしている印象のものばかりで、フラット型は解像度の高いピントの合うものが多い傾向です。
私も徐々にフラット型のケーブルを中心に買うようになっていき、今ではシアタールームで利用してるHDMIケーブルは全てフラット型のケーブルになってしまいました。
- AIM PAVA-R01(1.0m)
- AIM PAVA-FLS01(1.0m)
- AIM PAVA-FLS02(2.0m)
- WireWorld PSH (1.0m)×2
- WIREWORLD SSH5-2 (1.0m)
- SONY DLC-HE10XF(1.0m)
- KORDZ LUX High Speed with Ethernet HDMI cable(2.0m)
現在では購入時の検討段階から、丸形のケーブルは選択肢に入っていない状況です。過去に丸形のケーブルを購入して、現在も所有しているのは以下の3本です。
- AUDIOQUEST HDMI-3(1.0m)(休眠中)
- DENON AK-H150XV(1.5m)(休眠中)
- SUPRA HDMI-HDMI (1.0m)(別室)
他にも何本かありましたが、いずれも友人などに譲ってしまいました。
しかし、丸形のケーブルにもよいところはあります。フラット型のHDMIケーブルに比べて、なぜか音に厚みがある傾向が見られます。音質重視のHDMIケーブルとして発売されたSAEC SH1010やSH810、SH820、SONY DLC-9150ESやDLC-9240ESなどはいずれも丸形のケーブルです。
今回はDMP-UB900の音質改善のため、音声出力専用HDMIケーブルとして、丸形のケーブルを投入してみようという思います。
コメント
ウチのHDMI-3は片側がDVI・・・
というわけで、音には使えないのです。。。(泣)
ソニーの9150ESは以前から気になっているんです。
ソニーが付けた定価7万円とケーブル専業メーカーの定価7万円とでは、企業規模からして意味が変わってくるように思うんです。
もちろん高ければ良いというわけでもないし、好みもあるので、ものさしのひとつでしかないのですけども。
ところで、ウチは映像と音声を分離して出力しているのですが、映像用HDMIケーブルを変えると音も変わったような気がしたんです。
そんな風に感じられたことはありませんでしたか?
daisiさん、コメントありがとうございます。
当時はまだDVI-HDMIケーブルがありましたね。
今となっては使い道が難しいケーブルですが…。
SONY DLC-9150ESはチョット高すぎて手が出ませんね。
量産品を販売していないオーディオメーカーと
量産品が主のソニーとでは価格の意味合いも違うでしょうけど
どのくらいの音質差があるのかは気になるところです。
映像音声分離出力のケーブルを
音声側だけ変えても今回は特に映像に違いは感じませんでしたが
映像側だけ変更するという経験がないので何とも言えませんが
ケーブルの性質(ノイズ耐性など)が変われば
機器に与える影響も変わりそうですから、変化は起こるかもしれませんね。