シアタールーム回顧録第3弾
ひょんなことからパソコン用のモバイルプロジェクタを入手した私が、ホームシアターを作ろうと、友人に相談して数年、徐々にプランの規模が大きくなり、最終的に最初のアンプとして購入したのが、プリメインアンプDENON PMA-SA11でした。
プロジェクタの話でも書きましたが、当初は5.1chセットのようなものを購入するつもりでいましたが、「こっちの方が音がよい」と、コンポーネントを個別に購入するプランへ代わり、PMA-SA11を選択することになりました。
パワーダイレクトを想定した選定
このPMA-SA11を選択した大きな理由の1つは、AVアンプの導入を前提としていたためですが、このときの計画ではAVアンプとしてDENON AVC-A11XVを購入して、そのプリアウト端子からPMA-SA11へ出力し、ダイレクト入力端子を使ってPMA-SA11をフロントチャンネル用のパワーアンプとして使用する予定でした。
マルチチャンネルシアターへステップアップしていくことを前提に、こうしてステレオとしての音質を確保を見込んで、ステレオ環境を構築する予定だったわけです。
当初の計画ではB&W
2006年当時の想定では、以下のようなシステムにするつもりでした。
- フロントスピーカー:B&W 803S or 804S
- サラウンドスピーカー:B&W 805S
- AVアンプ:DENON AVC-A11XV
- プリメインアンプ:DENON PMA-SA11 or PMA-2000AE
- ユニバーサルプレーヤー:DENON DVD-A1XVA
というのも有楽町の量販店で、B&W Signature 805の音を聞いたときに、そのサイズとは思えない音を聞いて驚いた経験から、スピーカーはB&Wにしようと思っていたからです。しかし当時店頭で試聴したB&W 803Sの音は、バイオリンなどの弦楽器の音が鈍く感じて、結局最後まで購入する決断ができず、1年~2年ほど購入を躊躇していたと記憶しています。
秋葉原の大型量販店で、何度目かの試聴をして、やっぱりB&Wの音に納得がいかずに帰ろうと思って、同行していた友人のいたDALIのブースに座ると、私の欲しかった弦楽器の音が鳴っていて、その音に一耳惚れしたのが、DALI Heliconシリーズでした。
Helicon 400を購入しようと見積もりを取ってみましたが、値引き率がいまいちだったので、そのまま保留してお店を後にしました。
帰り道に友人と話しながら、「あの店ならもっと安くなるかも」と有楽町にある大型量販店にあるオーディオコーナーにダメ元でいってみようという話になって、急遽立ち寄ってみることになりました。
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