こんなにアナログ入力必要ですか?
最新の音声フォーマットに対応したAVプリアンプとしてMarantz AV8802Aを導入しましたが、前時代のAVプリアンプと比べれば、アナログ入力端子の数は減ってはいるものの、相変わらずプレーヤー7台分以上のアナログ入力端子が搭載されています。こんなに必要ですか?
私がAVアンプを使うようになってから、先のDVD-A1XVAやネットワークオーディオプレーヤーMarantz NA-11S1はアナログ接続することもありました。
しかし、シアター用途で使われる最新機種のユニバーサルプレーヤーは、基本HDMI端子による接続が中心になっていて、HDMIケーブル2本を使って接続する映像音声分離出力も搭載される割合も増えています。
私のように2WAY、つまりシアターとオーディオ環境を共存する環境を作ってきた立場からしても、7台もアナログ入力を使うことはまずありません。
CD/SACDプレーヤーや、ネットワークオーディオプレーヤー、アナログレコードプレーヤーなどを導入し、それをアナログ接続するにしても、数は2~3個あれば十分ですし、もし仮に、より高音質を求めて専用のプレーヤーを使うなら、ピュアオーディオ機器を使った方が明らかに高音質ですから、AVアンプは無理にアナログ入力端子を搭載する意味がない気がします。
ウルトラコンパクトAVレシーバー
アナログ入力を備えた重厚長大なAVアンプがあってもいいとは思いますが、アナログ入力を廃止してデジタル入力の高音質化にこだわった高級AVアンプや、クラスDのパワーアンプ部を搭載した超小型のAVアンプとかあれば、マルチチャンネルゲーミング環境の構築には導入しやすいでしょう。
これからは魅せるオーディオではなく、スマートの隠してシアターを作りたい人向けに、サラウンドバーより音のよい小型のスピーカーやインシーリングスピーカーを使ったスマートな環境構築を考えるユーザーには小型のAVアンプがマッチするんじゃないかなと思います。
その点で、Marantzの7.1ch スリムデザインAVサラウンドレシーバーの新モデル「NR1710」なんかは小型でマルチチャンネルゲーミング環境の構築には向いていると思います。
ONKYOが2019年11月11日に発表していた事業戦略の中で説明していたウルトラコンパクトAVレシーバーというのも、デジタルに特化したフルデジタルAVアンプとかだったら面白いのになぁと思ったりしてみてましたね。
最近ONKYOはAV事業の売却を発表したかと思えば、めどがつかずに撤回になるなど、どたばた続いていて、商品の魅力も薄くなっていますから、少し尖った製品が出てきてほしいなと思う今日この頃です。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント