マスターモニタークラスの精度、プロ仕様の画質設定
キャリブレーションとプロフェッショナルの画質設定モード搭載
ご視聴になるお好みの画質設定にこだわる方のために、Ultra HDプレミアムの認証を取得し、ISF Certified Calibration Configurationにも対応した明室視聴用の「キャリブレーションモード」を搭載。さらに、暗室視聴用に映像制作の現場でも役立つ「プロフェッショナルモード」も搭載しています。
撮影したデジタル写真の画質調整ができるフォトプロモード搭載
SDカードスロットを搭載した有機ELビエラ、EZ1000には、撮影したデジタル写真も、お好みの画質に調整し、大画面で満喫できる「フォトプロモード」を新搭載。プロの写真家が監修した詳細設定により、有機ELテレビならではの忠実性で、あなたの写真作品をお楽しみいただけます。
画質面 注目するポイント
注目されるのは有機ELパネルを搭載したことですが、パネル供給元のテレビを見る限り、いろいろ誇張が過ぎたり、色味の不自然さであったり、画質調整の面でノウハウの不足が感じられます。暴れ馬な印象のパネルの性質を、どこまでPanasonicが独自のノウハウで調教しているのか、それが大きなポイントです。
有機ELテレビは、現状まだ暗部と明部の階調表現に課題があるように見受けられます。暗部と明部の階調表現が不足すると、視覚的には立体感に欠けた映像に見えてしまうので、フラグシップとして液晶テレビに対してアドバンテージが引き出せるのか気になるところです。
各社パネル供給元が同じということもあり、差別化をはかるためには、いかに自分たちの蓄積した脳はを信号処理の部分に盛り込めるかが重要なポイントとなりますが、Panasonicには映画製作の場で磨かれてきた信号処理技術があるので、実際に出てくる映像にどう生かされているのかは試聴では確認したいポイントになります。
クセのある有機ELパネルを飼いならせるのか?
パネル供給元であるLGの有機ELテレビはすでに店頭で異質な存在感を放っていて、液晶テレビとは違った画調であることは一目で分かります。ハッとするような色調、高精細な映像、濁りのない漆黒の黒、液晶パネルが実現することが難しい課題をクリアした理想の姿の一端がそこにはありますが、展示されている映像の端々には、どうも自分の目で見ている映像とは異なる違和感を感じざるを得ません。
液晶テレビやプラズマテレビも発売された当初はたくさんの課題を抱えていて、それを日本の家電メーカーが一つずつ乗り越えて今の高画質な液晶テレビが実現できています。
LGの有機ELパネルという、大きなポテンシャルを持った荒削りなじゃじゃ馬を、日本のメーカーがこれまで蓄積してきたノウハウを駆使して、立派な競走馬に仕上げるのか、実際にPanasonicの有機ELテレビTH-65EZ1000を試聴して確認してみたいと思います。
※画像の一部はPanasonic公式HP(http://www.panasonic.com/)より引用
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