DNAを修復するソルフェジオ音階
私も詳しくはわからないのですが、この528Hzはソルフェジオ音階と呼ばれる音階の1つのようで、その中でも最重要視されているのが528Hzと396Hzのようです。
528Hzと396Hzというのは調律の基準音とされている440Hzの純正音程関係にある音で、440Hzを「A/ラ」として純正律でチューニングすると「C/ド」が528Hz、「G/ソ」が396Hzとなるというのです。基準音も時代によって違うので、何とも言えませんが我々が通常認識している「ド」の音(523.251Hz)、ソの音(391.995Hz)とは少し違います。
ソルフェジオ音階は基本的に、528Hzを中心として111Hzずつ上下に変化した音で構成されているようですが、以下のような意味があるというのです。
- 174Hz 意識の拡大と進化の基礎
- 285Hz 多次元領域からの意識の拡大と促進
- 396Hz 罪の意識や恐怖の解放
- 417Hz 変化に挑戦する心、知性
- 528Hz 無限の可能性、DNAの修復、奇跡
- 639Hz 人間関係の向上
- 741Hz 問題を解決する力、表現力
- 852Hz 直感力の覚醒
- 936Hz 高次元、宇宙意識とつながる
いやぁ正直信じられませんが、これ系の本はたくさん出版されていますし、CDもたくさん販売されています。大学教授までいるんですが、これ科学的には何も実証されていなくて根拠が薄いみたいなんですよね。オーディオアクセサリーと同じ香りがします。
興味を持ったので聞いてみた
実際、Spotifyに収録されていた曲をいくつか聞いてみました。曲としてはどれも違う曲なんですが、共通して言えるのは、一定の音がうねりながらずーっと響いているような感覚があり、お坊さんが修行中お経を読んでいるときとかのうねり、響きが似ているような印象を受けるので、どこか宗教的な雰囲気が漂っています。
人間をリラックスさせる効果や瞑想などを行う際にはこういった音楽を使うイメージがありますし、実際これを聴きながら仕事を書いていたりすると、集中しているのが自分でもわかりますし、一種の瞑想音楽といっていいのかもしれません。
瞑想による内観は幸せホルモンともいわれるオキシトシンを分泌させるとも言われているので、DNAを修復するというのは眉唾ではあるものの、人を癒す効果はあるような気がします。
CDを1枚買ってみた
Spotifyで聴いていてもいいんですが、音質的には雑味のある圧縮音声なので試しにCDを中古で買ってみました。「心と体を整えるⅡ~愛の周波数528Hz~」というレンタル落ちのCDですね。この手のCDは新品は高いですが、大抵使い終わったCDは投げ売りされるので中古で十分です。
実際演奏してスマートフォンの録音アプリなどで周波数などを観察してみても、528Hzの音やそれ以外のソルフェジオ音階の音が一定で出ているわけではないみたいで、CDの根拠が良くわかりません。
音楽を流しておくだけで集中力が高まったり、幸せ感が増すというのならヒーリング音楽として聞く分にはいいのかもしれません。信ずれば救われる?ですかね。音楽配信アプリなら「528Hz」と検索するだけで数多くヒットするはずなので、睡眠導入剤代わりにいかがでしょうか。
いかがわしく見えるかもしれませんが、客観的に見るとオーディオも似たようなものなのかもしれません。
Her-
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