試聴
ネットワークオーディオの音の変化
予想していた通り、いや予想以上に音の変化はありました。試聴したのは以前e-onkyoで購入したハイレゾ音源「Norah Jones – Come Away With Me」です。
5番トラック「Come Away With Me」を再生します。
冒頭の背景の静けさがまず耳に入ります。静けさの中から立ち上がる音の鮮やかさ、空間の広がり、楽器の音像、定位は明確になりつつも、倍音などは豊か響き、消え入る音の余韻が細やかになり、音の容量、密度が豊かに、歌声にも艶がでます。我が家の環境では確かな改善を感じることができました。
この結果から、少なくとも私の環境のようにLAN上の接続台数や通信の多いネットワークでは、セグメントを分割し、余計な通信を削減することによってネットワークオーディオプレーヤやNASが受ける影響は低減できるようです。
ゲームにおける変化
ゲーム機(Playstation4)で試したのはファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルドになります。フルCGで作られたMMORPGゲームです。
音の変化は上記のネットワークオーディオと同様の傾向ですが、目をみはるのは映像の変化です。テレビのアップコンバート技術により2Kを4Kにアップコンバートされた映像は、さらに超解像度の技術が一歩、二歩進んだかのような変化で、細部の描写にキレが増したせいか、立体感が全く違いました。乗り物に乗って空を飛んで移動することができますが、浮遊感が気持ち良い。
テレビ、ゲーム機ともにネットワークに接続しているため、双方の影響が重なった結果かもしれません。LAN経由でプレイしているゲーム機でもはっきりした効果を感じることができました。
さらに…
コメント