LANケーブル用ノイズフィルタ
そんな経験から、LANのノイズフィルタについてもしばらく避けていたんですが、半年ほど前に、EMCノイズフィルタ内蔵 中継コネクタ DMJ-100BTを試してみました。
コモンモードチョークコイルを内蔵したLANケーブルの中継コネクタです。フィルタリングするノイズは、ラジオ波(短波、中波)、アマチュア無線波などの帯域になります。
LANはノイズの巣
LANケーブルは使われている長さもまちまちで、我が家のネットワークの場合、20台~30台ほどは接続していて、有線接続だけで20台ほどありますし、パソコンなどから発生したノイズもLANケーブルへと侵入してくるでしょうし、各部屋へ壁内を通じて分岐しているLANケーブルも考えると相当な長さのケーブルになりますが、おそらくこのケーブルがアンテナとなってラジオ波などの電波を拾っていることも推測できます。
ノイズフィルターの効果
この中継コネクタをシアタールームで使っているスイッチングハブAllied-telesis CentreCOM GS908XLとネットワークオーディオ専用に使っているPLANEX FX-08Miniとの間に入れて、ネットワークに接続している他の機器(パソコンや家電など)からやってくるノイズをカットする目的で使ってみました。
使ってみた感想は、「こんなにノイズが流れ込んでいたのか!?」と驚いたくらい音に変化がありましたし、静けさや解像感、音の広がりについても大きく向上したように感じました。
調子に乗って、ACOUSTIC REVIVE RLI1GB-TRIPLE-CをネットワークオーディオプレーヤMarantz NA-11S1の入り口に使った際にも、さらに静けさが増し、水面に立っていたさざ波が消えたような印象になりました。
DMJ-100BTにしても、RLI1GB-TRIPLE-Cにしても、音からホワイトノイズなどを感じるような環境では非常に効くアイテムなので、そのまま使い続けています。しかし…
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