12月から価格改定
IODATAのオーディオ向けNAS「RockDisk for audio」の2つのモデルの価格が改定されたそうです。
2TB HDDモデル HLS-C2.0HF
改定前価格:24,980円(税込)
↓
改定後価格:22,980円(税込)
500GB SSDモデル HLS-C500SHF
改定前価格:49,800円(税込)
↓
改定後価格:39,800円(税込)
500GB SSDモデルは今年の初めにも期間限定で値下げを行っていたのを記憶していますが、今回は価格改定でトランプ相場で円安が続いているのにもかかわらず値下げということです。
値下げの意味は?
内蔵SSDとして使われているのは、高級オーディオ向けNASとして販売されているfidataでも使われているSamsung 850 EVOといわれています。
多少カスタムされているかもしれませんが、一般販売されているSamsung 850 EVOの価格の推移を価格比較サイトで見てみると、発売当時(2015年6月)の最安値が23,500円程度、現在(2016年12月)の最安値が17,000円程度、その価格差が6500円程度、仕入れ値はもう少し安いと思いますが、10000円の値下げはそれ以上ですね。
価格改定が出来るということは、部品調達コストが下がるつまり、部品が安くなったか、部品を安いものに変えたか、もしくは、部品点数を削減して簡素化したか、などが主な理由として挙げられますが、10000円の値下げは何を意味してるんでしょうかね?
つい2ヶ月前…
価格改定の2ヶ月前に私は2TB HDDモデル HLS-C2.0HFを購入したばかりでチョット残念な気分ですが…。
RockDisk for Audioはオーディオ用とは銘打っていますが、実際に分解して見ましたが、中身はそれほどスマートフォン対応の一般的なNASと大きな違いは感じられません。
基板1枚にHDDが接続されていて、緩衝材のようなものが貼り付けられていて、プラスチックのケースで覆われているだけのとてもシンプルな構成です。一番大きな違いはオーディオ用として評価の高いサーバーアプリ「Twonkey Server」が搭載されている点だと思います。
一般的なNASとハードウェア的に大きな差がないこのRockDisk for AudioはACアダプターをアナログ電源に変更したり、自分で分解して、電磁波対策や振動対策をすると、音の印象はガラッと変わりました。IODATA fidataやメルコシンクレッツ DELAのような高級品には手が出せない方には工夫の余地の大きいNASだと思います。
Her-
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コメント
Herさん、こんばんは。
大枚叩いて買った物がある日突然セール価格貼られてるの見たあの怒りと消沈感(ーー;)痛い程にわかります。
fidataもラインナップを増やしたりなんかでより価格の調整がしやすくなったのかもしれませんね。
ただ、ROCK DISK for audioの開発者の方にオーディオ用として何したの?ってお聞きしたらただtwonky入れてすぐオーディオ用途に使えるようにしただけのレディキットですと返された時には絶句しちゃいました。
やはりPC用品メーカーの考えるオーディオってのはその程度のものなのかましれませんね。
おいけさん、コメントありがとうございます。
買ったのが早かったと後悔しても仕方のないことだとは
わかりつつも、やっぱりがっくりきちゃいますよね…。
PCメーカーの考えるオーディオ用ってそんなもんですよね。^^;
実際分解して手を加えていくと面白いように
音が変化していくので実験は楽しめましたが、
オーディオ用というなら1つ2つ対策してもらえると
ユーザーも買う理由にもなるんですが残念です。