比較結果
キャラクターを選択してログインを開始するボタンを押してから、実際のプレイ画面が表示されるまでを計測してみました。使うキャラクター装備、ログインする場所は同じ状況にしてあります。
テスト機器 | ロード時間 |
Playstation4 (SSD搭載) |
14.0 秒 |
Playstation4 Pro (HDD搭載 |
13.6秒 |
Playstation4 Pro (SSD搭載) |
13.6秒 |
Playstation4 Pro (SSD搭載)ブーストモード |
13.6秒 |
HDDからSSDに交換した際にもほぼ横並びで誤差程度の差しかありませんでしたが、今回ブーストモードをONにしても変化はありませんでした。ブーストモードはCPUとGPUの機能の解放なので、ログイン後のロードはサーバとやり取りとなるためネットワークの影響が強く、CPU/GPU高速化の恩恵を受けられていないのかもしれません。
エーテライト間の移動
さらにエーテライトの移動、別のマップへ移動して画面が表示されるまでの時間を計測してみます。場所はグリダニアのエーテライトから、
グリダニアのマーケット前のエーテライトまで
移動する際の時間を計ります。
この2つのエーテライトは旧市街から新市街への移動となるため、マップを読み込みなおす必要があるので移動に数秒かかります。比較した結果を一覧にまとめたのが以下の表です。
テスト機器 | ロード時間 |
Playstation4 (SSD搭載) |
5.9秒 |
Playstation4 Pro (HDD搭載) |
11.0秒 |
Playstation4 Pro (SSD搭載) |
5.7秒 |
Playstation4 Pro (SSD搭載)ブーストモード |
5.6秒 |
Playstation4 ProのHDD搭載時とSSD搭載時には明らかな差があり、SSDに交換することはロード時間の短縮に有効なようですが、ブーストモードを利用してもオフの時との差はありませんでした。ロード時間はディスクの読み込み負荷の方が高く、SSD化は高速化に寄与していますがCPUとGPUの負荷は高くないのかもしれませんね。
そのほか動作について
画面の表示の滑らかさに関しては、向上している気がします。具体的に数値で計測する手段がないので、正確なことが言えませんが、画面を大きくパン(視線を移動)した場合、以前ならコマ落ちしているようにカクついて見えていたものが、滑らかについてい来る(ぬるっと動く)感じがしますし、メインメニューの表示でカーソルを高速移動させるときもカクツキが少なく追随性が高い印象を持ちます。
動画が滑らかになったことによって、マウント搭乗時の空の旅は遠景は見通しが良く、遠くの方まで良く見えるような印象を受け、立体感、浮遊感が増しているように思えました。
CPUの演算、GPUの演算がより高速で動作可能になったことによるフレームレートの向上、安定などによって、上記のような画質の向上に寄与しているものと思われます。SSDに換装してあることもあり、ロード時間には大きな差は感じませんが、スムーズな動作には寄与しているように感じられます。
動作が不安定になるということも今のところはないので、このまま使い続けたいと思います。
Her-
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コメント
非常に興味深い記事でありがたく読ませて頂きましたが、一点気になることがあります。
「出力解像度はノーマルとプロとで合わせてあるかどうか」です。
もしプロが4K出力の場合、負荷は2倍相当になることが考えられます。
ご参考までに、検証時の設定の詳細をご明記頂けると幸いです。
げっこーさん、コメントありがとうございます。
条件は全てフルHD出力だったと記憶しています。
かなり年月に差のあるコメントにも拘らず、素早い対応ありがとうございます。
少しプロのSATA3の余力に期待したのですが、効果が見られないのは残念なところですね。
HDD挙動を前提とした作りのためなのでしょうが、これからのソフトに期待します。
げっこーさん、コメントありがとうございます。
旧世代の機器が不利な状態にならないようにしているのではないかと推測します。
いずれ封印がとかれ、SATA3の本領は発揮できる用になることを期待しましょう。